合唱音源デジタル化プロジェクト 山古堂

早稲田大学グリークラブOBメンバーズ<特別編集> 真性合唱ストーカーによる合唱音源デジタル化プロジェクト。


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第22回 30回代の東西四連(第33回)

年越しそばの代りとするために何とか年内に更新しよう、と思いつつ、年末最後の週に「盆暮れ正月以外」が一遍に来たような忙しさで、4日で4時間しか寝てないとかいう状況だったりしましたので、仕方が無いから正月に更新、雑煮の代りとさせて頂きました。

・・・と冒頭のセリフを(日本の)元日に書いたまでは良かったのですが、その直後からふと思い立って東京六連のデジタル化に精を出してしまったりして筆が進まず、いわゆる旧正月(春節)もさんざん過ぎてからの校了となってしまいました。でもね、そのおかげで東京六連デジタル化作業を完了しましたよ。万歳!! 第36回までのアナログ分で42枚、第37~50回分で34枚、計76枚のCDでございます。第50回分までの東西四連CD78枚と合わせれば堂々の154枚組、約8Kg!! さ、次は早稲田グリー定演のデジタル化だぜよ。残るは1980年代の7回分、目標は今年中!

念のために記すと、中国政府発表の2006年大型連休は以下の通りです。
  元旦:2005年12/30(金)午後~2006年1/3(火)
  春節:1/29(日)~2/4(土)、代替出勤1/28(土)午前中、2/5(日)
  労働節:5/1(月)~5/7(日)、代替出勤4/29(土)午前中、4/30(日)
  国慶節:10/1(日)~10/7(土)、代替出勤9/30(土)午前中、10/8(日)

中国駐在の日本人の方々は、一般的に上記4つの連休の1つ以上を利用して一時帰国される方が多いのですが、やはり交通混雑や運賃高騰などが生じるのはいずこも同じだし、山古堂主人としては上海に来て1年目、こちらの祝日の風情を見聞してやろう、という気持ちもあって、元旦と春節は上海で過ごしました。で、5月の労働節は日本のゴールデンウィークと重なるから大変だし、そうするとさしあたっての一時帰国予定は2006年10月。あとは日本出張があるかも知れませんが、近隣アジアの上海やソウルあたりだと、駐在員が日本に行くより、日本からこちらに出張に来られる方が多いので、なかなか(笑)

で、旧正月を上海で過ごした訳ですが、駐在の先輩方から伺っていた「夜も眠れないほど花火と爆竹が鳴りまくる数日間」というのが、やや期待はずれでした。確かに大晦日(1/28)の24時近くとかはそれなりに華々しかったのですが、駐在の先輩方も「昨年までに比べたら全く大人しい」と。まあでも、日本では深夜の花火・爆竹なんて無いのだし、あの爆撃機の空襲の如き花火、ゲリラ戦の機関銃の如き爆竹、そして低く垂れ込める硝煙で良しとしましょう。

ついでに、これまた少し中国ネタなど。

◆実話:猛烈爆竹/中国のある情報誌からのパクリですが・・・
ある村で少年達が春節の爆竹に興じていて、一人が路上で爆竹に火をつけたら、大音響と共に火柱が上がり、道路のマンホールも吹っ飛んで、あまりの威力に少年達は腰を抜かしてしまった。近所の人が役所に通報して調べたら、マンホールの下でガスの配管がちょっと漏れていたそうな。

◆「手作り」
こちらの餃子は茹でるか蒸すかが基本で、日本のようなぱりぱりした焼き餃子はあまり見かけません。そしてそういう水餃子や蒸し餃子が冷凍食品として50個入り500円とかで売られており、地元の人からすればやや高いのかも知れませんが、とりあえず手軽なので良く食べます。こちらでは黒酢で頂きますが、冷凍食品とはいえ侮れない、黒酢と相まってなかなか美味しい。
さて、その冷凍食品の水餃子で、ある中国主流メーカーの包装パックに「真実の手作り」というように書いてある。まあ中国だし人も沢山いるし本当だろうな、と特に疑いもしなかったが、ある日山古堂主人は見つけてしまった! 水餃子に指紋の跡がくっきり残っているのを! ・・・手袋もしない「真実の手作り」だったのね。食う前に熱を通すから問題ないでしょうけど、普通なら信頼の売り文句の「真実の手作り」が、意に反してとっても不安になってしまった山古堂主人なのでした(爆)

◆表意文字で表音する根性
日本が世界の文化や技術を取り込むのに、翻訳=辞書の整備と、そして意味に関係なくとりあえず外来語を導入出来てしまうカタカナが大きな役割を果たしたと思いますが、中国ではカタカナのように発音をそのまま中国語に移植する文字記号が無いので、アルファベットか、もしくは漢字を当てます。で、アルファベットだと国策にそぐわないようで、やはり漢字表記になるのですが、これが方や良くもまあ上手く当てたものだ、と感心する「可口可楽(Coca-Cola)」みたいなもあれば、方や意味として大きく外れてないけど・・・とか、良く当てたな、いうのもある。後者について、最近見かけたちょっと目を引いたものをほんの少し。
まずはとっても分かりやすいもの/映画系など;
「大怪獣龍亀加美拉」 「機動戦士高達」 「星球大戦」 「男人之苦」 「奥特曼」 「蝙蝠侠」
→「大怪獣ガメラ」 「機動戦士ガンダム」 「STAR-WARS」 「男はつらいよ」 「ウルトラマン」 「バットマン」

中国で暮らしていると、別に何て事は無いもの/食品など;
「雪碧」 「巧克力」 「三明治」 「牛排」 「楽天小熊餅」 「格力高百力滋上海蟹風味」
→「Sprite」 「チョコレート」 「サンドウィッチ」 「ステーキ」 「ロッテ・コアラのマーチ」 「グリコ・プリッツのシャンハイクラブテイスト」
  ・・・「三明治」は音から来ているのだけど、東京六連で歌っていた者としては何とも(笑)

うーん、と3秒ほど、名づけた人の頭の中を考えるもの;
「大熊猫」 「小熊猫」 「龍猫」
→「パンダ」 「レッサーパンダ」 「となりのトトロ」
  ・・・パンダは中国産だから良いけど、トトロは何故? ガメラもそうだけど怪獣とか
    化け物系には「龍」つけるのかしら? なら同志社グリー1984卒の西山勲氏は
    「龍西山」(Long-xi-shan)、 ん? 何か似合うぞ、カッコいいぞ(爆)

西欧の音楽家など/名付け親、いや当て付け親の根性を感じます。
「斯特拉文斯基」 「普羅科菲耶夫」 「舒曼」
「魯賓斯坦演奏:肖邦的鋼琴奏鳴曲」 「維也納国家歌劇院:瓦格納的湯豪塞」
→「ストラヴィンスキー」 「プロコフィエフ」 「シューマン」
  「ルビンシュタイン演奏:ショパンのピアノソナタ」 「ウィーン・シュターツオパー:ワーグナーのタンホイザー」
  ・・・「維也納」はピンインで「wei-ye-na」なので、英語読みの「ヴィエナ」に当てたようで。

音楽家の名前が中国語でどう表記されるか、網羅的に知りたいというフリークな方は、このサイトを訪ねてみて下さい。

なお、発音が同じなら細かいことには拘らないケースもあり、例えばショパンは「肖邦」「蕭邦」、ファッションは「時装」「時尚」のように、文字通りの当て字も多いのでした。だから、逆にごく身近な言葉のはずなのに辞書に載ってなくて慌てることもあります。

それと、山古堂主人の合唱活動に関するトピックス。
2/10(土)にマレーシア・クアラルンプールで開催された「第2回アジア日本人男声合唱祭」に参加して来ました。このフェスティヴァル、2回目と言うのも驚きですが、何と公式サイトがあります。各団の演目はこちらをどうぞ。「第2回アジア日本人男声合唱祭」

<<第2回アジア日本人男声合唱祭>>
 期日:2006年2月11日(土)
 会場:ルター・ハウス・チャペル(マレーシア・クアラルンプール)

 マレーシア/KLグリークラブ 28名
 タイ/男声合唱団マーマーヨ 18名
 フィリピン/マニラ・グリークラブ 15名
 インドネシア/ジャカルタ・メールクワイヤー 10名
 香港/香港日本人倶楽部合唱団 9名
 中国/上海グリークラブ 6名

上海グリーは、上海駐在の入江さん(同志社グリーOB、1997卒?)と松下さん(神戸大混声OB、1988卒?)がカラオケ屋で意気投合して2004年末に設立した、と聞いていますが、山古堂主人も昨年9月からこっそりと、その末席を温めております。現在月1回の練習で、メンバーの中には浙江省(杭州)や江蘇省(張家港)から2時間かけて来る方もおられ、皆さん御多忙でなかなか全員が揃いません。

かかる上海グリー、<第2回アジア日本人男声合唱祭>には初参加だったのですが、残念ながら仕事の都合で1人が欠席し、6名で参加。文字通りの少数精鋭。

上海の日本人は、領事館の登録人数で4万4千人強だそうで、これに周辺地域も含め、かつ様々な滞在者を加えると10万人はいると言われており、最近の上海では2つ目の混声合唱団が立ち上がったというのに、男声合唱団は前述の通りの人数です。恐らく、潜在的な男声合唱人口はもっと多いのでしょうが、ここ上海はビジネススピードも速いからその対応に追われることも多いし、ビジネス上の不合理・不条理にも振り回されるし、国内出張でも移動距離が大きいので出張の拘束時間も長いし、そんなことで週末の自由度が他国の駐在員より低いのかも知れません。

実は山古堂主人も、仕事の都合が付くかどうか怪しかったのですが、バリトン担当が山古堂主人ひとりだけだったり、編曲もメンバーの一人である成田正人氏(慶應ワグネル1976卒、学指揮)による、上海グリーのメンバー個々人の声を念頭に置いたものだったから、山古堂主人に拘わらずこれ以上欠席者が出ると単独ステージキャンセル、合同演奏への参加のみ、ということになっちゃうので、副業の出張でソウル・北京・四川省と各1泊で移動の後、金曜に上海ワンタッチで深夜にクアラルンプール入り、と言う強行軍でした。帰りも夜行便で、マレーシア滞在時間はわずか26時間。しかもマイナス8度のソウル・北京からコート抱えていきなり南国に飛ぶなんて、好きでやってることとは言え、疲れます。

クアラルンプールは、在住日本人は6千人とかと聞きましたが、最近は退職後のセカンドライフをかの地で過ごす方が増えており、KLグリーのメンバーにもそういった方々が多いそうす。そのKLグリーの指導者は第10回東西四連で関学グリーを指揮した学生指揮者、亀井清一郎氏(1963卒)で、山古堂主人にしてみれば、あのオープンリールで聴いた「Messe Solennelle」の指揮者ですからまさに天上人、合同演奏で黒人霊歌や「U Boj」を指揮して頂いちゃったりして、とっても感激でした。

どの団も基本的に駐在員が主体なので、メンバーの入れ替わりが激しかったりして、団の維持だけでも大変、演奏レベルを追及出来るような体制ではなかなかないのですが、そんなネガティヴな条件を跳ね返し、皆がそれぞれに置かれた環境下で精一杯男声合唱を楽しみ、こういった演奏機会をプロデュースして発表し聴き合うと言う、単なるお祭りではないちょっと涙モノの演奏会でした。終演後はヒルトンホテルで懇親会。各団の関係者やご家族なども加わり、奥様方も練習を重ねた出し物を披露したり全体合唱したりしましたが、そういう楽しいひと時の中で、日本を離れて暮らす駐在員や家族の結束力、そして苦労をひしひしと感じました。

さて、東京六連デジタル化を完遂し、クアラルンプールにも行ったしで、達成感と満足感にひたりつつ、第33回東西四連について。


<第33回東西四大学合唱演奏会>
1984/06/16 大阪フェスティバルホール

HANSHIN LIVE RECORDING HLR-8417~19


前々回にも記した通り、この阪神ライヴレコーディングという制作業者の手によるレコードは今ひとつで、音に躍動感がないから、それを聴いて本番当日の音を推測しながら論評することになるが、レコード製作技術だけではない、何かがこの演奏会全体に窺える。それは恐らく、前回の第32回東西四連があまりに好評であったが故に、純粋な演奏意欲だけではない、何かモヤモヤした、そして何か厭らしいバイアスがかかっているからではなかろうか。
以下、いつも通りの形式で記していくが、内容はかなり過激であると自認しているし、一部の合唱団の状況を敷衍して語っているから、的外れかも知れないので、御意見をお待ちします。

1.エール交換(早稲田・同志社・慶應・関西学院)

各団とも単独ステージの演目に大いに影響を受けた演奏をしているのが面白い。

早稲田、演奏スタイルは前年に倣っており、全節マルカートで歌い、結尾の「わせだ、わせだ」もはっきり区切っている。普段聴き慣れた校歌演奏との違和感と言うか、ハモっていない感じがするのは、バリトンの音色によるものと思われる。例年より芯(アクート共鳴による高域共鳴成分、ブリランテ)がなくフワフワした感じで、音量は出ているはずなのにバリトンだけが奥に引っ込んで聴こえ、聴感として山田耕筰氏の手による複雑な編曲が充分に機能しない。また、冒頭「都の」の「や」のような上行跳躍音形でいきなり吼えて大外ししている人や、div.後の不安定さなどもあり、同年の第33回東京六連のエールや単独ステージ「月光とピエロ」が、腰の据わったかなり良い歌であるのと比べると、同じ合唱団ではないようにすら感じる。気合の空回りもあるのかとは思うものの、どうもそれだけではないようだ。単独ステージの項で詳述。

同志社、合唱団として基礎をきちんと訓練していることがよく分かる。エール交換特有の火花は散っていないが、少しゆっくりしたテンポで、落ち着いて端整な演奏をし、前年と遜色ない演奏が出来そうな予感。

慶應義塾、セカンドテナーのバリトン化が進んでいることもあって、更に重心の低い重厚な演奏。まるで「Nänie (哀悼歌) Op.82」のような(笑)  いや、素晴らしいです。

関西学院グリークラブ、とっても上手なんだけど、これまた「鐘の音を聴け」みたいな、ミステリアスでアンニュイな感じ。「ゴスロリ」ならぬゴスグリ。KGの103人がディズニーランド「ホーンテッドマンション」のコスチュームで歌ってたら効果万点(満点どころか、笑)だったかも。
・・・ゴスロリが分からない方は、どうぞWeb検索でご確認下さいませ(笑)

2.早稲田大学グリークラブ

 男声四部合唱組曲「青いメッセージ」
     ~草野心平詩集「蛙」より~  (委嘱・関西初演)
  1)月蝕と花火 序詩
  2)青イ花
  3)"ブルース" 婆さん蛙ミミミの挨拶
  4)サリム自伝
  5)ごびらっふの独白
  作詩:草野 心平
  作曲:高嶋 みどり
  指揮:山田 一雄
  Pf:アンリエット・ピュイグ・ロジェ

演奏冒頭のアナウンスや演奏会プログラムの記載で「関西初演」となっているから、そのまま転用するが、こういう呼び方は、例えば東西四連が関西で開催される場合は、そのほぼ1ヶ月前に関東で「早慶交歓演奏会」を開催し、そこで東西四連の演目を披露しているため。演奏の顔ぶれは東西四連と同一であり、かつ時を置かずして再演をするから、実質的に初演と同一視しても良い、と考えるので、山古堂謹製「東西四連ライヴ記録全集」では、早慶交歓・同関交歓で先行演奏をしている演目でも「初演」と表記している。

「青いメッセージ」は、委嘱しても作品の出来上がりが遅い上、大小の修正を何度も入れる(笑)高嶋みどり氏への委嘱作品。この作品も、初演後に「ごびらっふの独白」の歌詩の扱い等で小規模の修正が入り、また「サリム自伝」の前に「秋の夜の会話」というあまり評判のよろしくない曲が加えられて出版された。
1980年代、新実徳英・木下牧子・高嶋みどり・西村朗といった、言わば新感覚の邦人作曲家への委嘱作品が目白押しとなる。そして行き着くところは鈴木輝昭、回帰で松下耕、信長貴富。敬称略。

この「青いメッセージ」、山田一雄氏の打点が良く分からない指揮と、自由奔放に弾かれる天才ロジェ女史のピアノのお陰か(笑)、いろいろ乱れはあるものの、緊張感が持続した演奏となっており、名演と賞する方も多い。早稲田グリーはその後、第46回東西四連(1997/06/22)において改訂版/出版譜を演奏しており、こちらは声としての迫力はやや薄れるが、リズム・音程とも整った見晴らしの良い模範的演奏となっている。どちらの演奏が良いかは好みの問題だが、あえて言うならば、前者は作詩者、後者は作曲者が喜びそうな演奏である。

さて、この名演とされる演奏に対する山古堂主人の率直な意見。
後日録音で冷静に聴くには堪えられない部分がいくつか存在する演奏。合唱機能としては雑然とした演奏、個人レベルでの「乗り」優先の演奏。合唱の基本に忠実に丁寧に歌っては生かされず、「乗り」で聴かせる事で生かされる作品だったから、確かに凄い演奏。聴衆を蛙の原始的世界に引きずり込むことに成功しているから、確かに名演。他方、同年5月の33回東京六連「月光とピエロ」に比べて、合唱団として演奏技術が作品に追いついていないのも明らかである。その為、追いついている一部メンバーの歌唱が突出して聴こえるなど、個人レベルでのバラつきが非常に大きく、それもまた雑然とした印象の大きい要素となっている。

自他共に名演と評する方が沢山おられ、しかもこのステージに乗っていた多くの方々と親しく交流させて頂いている中で、それでもあえて記す。それは、この演奏に代表される早稲田グリーの仕上がりというか、この年の練習の姿勢や方針、運営といった数々の事柄が、その後数年間の早稲田グリーに重大な影響を及ぼしていると確信しているからである。

ザッツの乱れは指揮の山田一雄氏に由来する部分もあろうが、例えば1・2曲目あたりのスローテンポであっても、フレーズ入りでのいかにも「待ちきれません!」みたいな、演奏上で無意味な突っ込みをする人が散見され、また必要以上に強い破裂子音が個人レベルで発せられ、そこらじゅうに散らばっている。33回東京六連「月光とピエロ」でもその傾向は少々あるのだが、それは指揮をした福永陽一郎氏が、第15回東西四連における同志社グリー「月光とピエロ」に際しても指示したであろう「単にキレイにまとめた演奏じゃ作品の本質を表せない」と同じ意図を持たせたのだと推測されるのに対し、こちらの「青いメッセージ」では、何のためにそういう突っ込みや破裂子音をしているのか、それが曲を活かすことになるのか、なんていう楽曲解釈の結果でもなさそうだし、表現の手段でもなさそうだし、どこでどういう技術をアプライするか、という技術の選択肢もコンセンサスも無く、ただの「乗り」でやっているとしか思われない。要は、突っ込みや破裂子音そのものを目的として、それを早稲田グリーの「売り」と自認しているように感じられるのである。そういう思考、そして演奏スタイルを他の作品にも遠慮なく持ち込む時代が、この後もしばらく続く。それはそれで四連や六連といった、一発勝負的な選曲が出来る場であれば、演目との相乗効果で成功の確率も高まるが、定演のように4ステージもあると、演目のバリエーション、というか制約があるから当然破綻する演目もあって、面白い・凄いステージとダメダメなステージと、非常にムラのある演奏会になる。それがまた良い、という麻薬患者のような観客とお互いに甘え合っているのも、かなりスゴイことですけど。

脱線気味に分析すると、優秀な団内ソリストの存在は、諸刃の剣でもあるのだが、特に1970年代後半あたりから、そういうソリストの個人芸が合唱からはみ出しても、上手けりゃ構わない、という「乗り」が生まれ、更に嵩じて上手かろうが上手くなかろうが個人プレーの抑制が全く効かなくなったのが、早稲田グリーに限らない1980年代中盤の特徴でもある。この時期に、故・福永陽一郎氏がある論評で「関西学院グリーの完璧さ」、いわく「個人の声を押さえ込み、刈り込んだ見事な生垣の人工的な美しさ」に対して異論を唱えたことに、膝を打って同意した方が沢山おられるのではないか。この辺、一番最後にもう少し記します。

また、早稲田グリーで言えばボイストレーナーが実質的に不在となって3年目、充分に共鳴させて遠くに飛ばすのではなく、ノドから出た声をそのまま客席に叩き付ける人が急増している。だから二部音符や全音符のような、音を伸ばしている間に悠長に発声ポジションを整えていける長音では張りまくるものの、四分音符より短い音では、ボイストレーナーに頼らずとも美声を出せる、高校での合唱経験者などの一握りの声が飛んで来るだけであって、ホール鳴りを味方につけられず、音色も雑然とし、人数の割には合唱としての声量が稼げていないし、「サリム自伝」で短音符の連続した早口の部分などでは共鳴の無い地声になってしまう。

複数の人間が集って一つの作品を演奏する合唱形式において、構成員の演奏センスとか基礎技術といったものが作品の要求する水準以上に統一されていなければ、演奏はただの雑然とした音の塊でしかなく、それで聴く者に何らかの思いを惹起せしむるとすれば、それはもはや不気味な音への嫌悪感か、動物的な興奮だけである。たまたま「縄文」や、「青いメッセージ」や同年第32回定演の「祈りの虹(新実徳英)」などが、端整で正確な歌い方では演奏効果を発揮出来ない、動物的な興奮で魂を吹き込み色を加えるべき作品だから、そういう作品で「名演」の呼び声高い演奏をし、味を占めてしまった早稲田グリーは、技術的な基盤整備を疎かにし乗りを優先させ、声のデカさや子音の鋭さや演奏の激しさと言う、限られた表現形式にますます偏った合唱団になっていく。そしてこの技術的凋落と建て直しのサイクルにたっぷり5年かかるのである。前述の通り、その間に名演が無いと言う積りは無く、選曲の妙や、あるいは上手く制御してくれるコバケンのような指揮者を得て、むしろ積極的に名演であったと言うべき演奏もあるが、その反面、聴くに堪えない駄演もある。ついでに記せば、常任の指導者を置かないことによって、様々な指揮者との出会いがある反面、その年々の学指揮やパートリーダーの能力によって演奏の出来不出来が大きく左右されるという、これもまた諸刃の剣である。

伝統的に演奏ムラの大きい早稲田大学グリークラブですが、この時期は1960年代後半と同じく、ちょっと極端に行き過ぎたかな、と。山古堂主人自身もその流れに身を任せておりましたから、主犯の一人ですけど。

で、ズレた結論。新入生で経験者2割、初心者8割なら、当然初心者の基礎技術習得を誘導したボトムアップが効果的。難曲ほど効果的。


閑話休題、恐竜時代にマッチしたこの作品、特に終曲「ごびらっふの独白」は合唱コンクールの自由曲として一時期猛威を振るった。全日本合唱コンクール名演集の中にも1994年・大学の部における京都産業大学グリークラブの演奏などが収録されている(ここでの曲目紹介がまた「初演は早稲田グリー、豪華キャストによる演奏」)。

またもや話は逸れるが、全日本合唱コンクール・大学の部で常勝であった1980-1990年代前半の京都産業大学グリークラブは、まるで1950~1960年代の合唱コンクールでもてはやされたような清楚でナチュラルなトーンと、恐らくは徹底した反復練習による精密なハーモニーが特徴で、指揮者・吉村信良氏が合唱団を完全に掌握し統制し、声に任せない=絶対に荒れない演奏をするから、例えばシューベルトとかメンデルスゾーンとかに演目を特化していれば、もしかしたらかのポリテク・クワイヤに近いところまで行けたかも知れない。一方、高声系を張らずに綺麗に抜いて揃え、バリトンを少し抑えることで全体バランスを取る京産大グリーにおいては、スリリングとか怒涛と言った言葉は無縁で、例えばウィーン少年合唱団にワーグナーやヘーガーの作品が似合わないように、コンクール自由曲で「ごびらっふの独白」とか「ヒロシマにかける虹(「祈りの虹」終曲)」などを取り上げると、確かに減点法では高得点だが、詩や曲の意図するところとは少々外れた演奏に聴こえる。それで金賞を何年にもわたってさらっちゃうものだから、しかも京産大グリーのメンバーが無邪気に「僕らは日本一だ!」みたいなことを、確かTシャツだかウィンドブレーカーだかにもプリントしちゃうから、既にコンクールなんか出なくなっているその他大勢の大学男声合唱団に面白くない思いを芽生えさせたりして、アンチ京産大グリー派も少なくなかった。(それが嵩じて、1992年だったか?に東西四連メンバー若手OBを中心とした「ドンクサック合唱団」が立ち上がったのかしら? 最初からコンクール出場を掲げてたし。同時期に立ち上がった「なにわコラリアーズ」はどうなんだろ。)

コンクールで金賞を獲るには、合唱団を演奏技術的にも精神的にもコンクールコンディションまで引き上げねばならず、その努力と犠牲は大変なものである。コンクール功罪論的カオス(山古堂PAT.PEND)に立ち入るつもりは無いが、コンクール運営サイドの内輪受け的な流行作りの意図や合唱スタイル押し付けや、各種政治的活動に伴う加点を差し引いても、京都産業大学グリークラブがかなりのレベルの演奏をしている事は確かであるし、結果としての金賞連続受賞は貶められるものではない。実際、1987年の全国大会課題曲「Die Nacht」の演奏などは、翌年の第37回東西四連における某ドイツ物エキスパート男声合唱団による演奏よりもシューベルトの意図を捉えているし、音程もフレージングも仕上がりも良い。

更に脱線するが、コンクール金賞団体による定期演奏会などで、コンクールに乗せた演目だけが出色の演奏で、その他の演目が練習不足や気力不足やナメてかかっていてとんでもない、という誠に音楽にとって失礼なケースも多々あって、山古堂主人はそういう合唱団を明確に軽蔑している。例えば、定演のアンコールなどで、コンクールで取り上げた三善晃や鈴木輝昭のちょっとこまっしゃくれた作品を素晴らしく演奏するのに、片や、男声合唱曲に例えればですよ、メインステージの「月光とピエロ」の冒頭ト長調10度和音とか「柳川風俗詩」冒頭のオクターヴユニゾンみたいなのが決まらない、そんな演奏会に遭ってしまい、終演を待たずに席を蹴って帰ったことがある。あ、これは京産大グリーさんのことぢゃないです、10年ほど前までコンクールを席巻しまくった某指揮者氏の傘下団体のことですから。

・・・長々と失礼しました。

3.同志社グリークラブ

 「FOUR AFRO-AMERICAN SONGS」
  1)Chain-Gang Song(編曲:Mary Howe)
  2)Railroad Chant(編曲:Tom Scott)
  3)Lef' Away(編曲:David W. Guion)
  4)De Glory Road(作曲:Jacques Wolfe)
  指揮:福永 陽一郎
  Pf:久邇 之宜

Afro-Americanとはアフリカ系アメリカ人及びその文化全般を指し、黒人を指すNiger/Negroという言葉が差別用語とされた事から使われ出した言葉であり、かつアフリカ系アメリカ人自身も自己の存在をアピールするため(Identity確立ですな)に使った言葉である。また、トラディショナルな合唱の世界では黒人音楽といえば「Spirituals」すなわち霊歌を意味するが、この演目では「Spirituals」とは言っていない。つまりこの「FOUR AFRO-AMERICAN SONGS」とは文字通り「4つのアフリカ系アメリカ人の歌」ということであり、単に米国の著名な合唱編曲者の黒人霊歌を並べたような、一般的なステージを意図してはいない。

このような表記とした背景は2つあるように思われる。
まず演奏会プログラムにある福永陽一郎氏の解説によると、「成立したいきさつから言って、"ジャズ"にしても"黒人霊歌"にしても、黒人の場合は、黒人が民族として元から持っていた旋律や歌詞ではないわけで、その意味でも、アメリカの黒人、アフリカ系のアメリカ人の音楽は、アメリカ固有のものであって、他の種の民謡風歌曲のように、源流を"故地"に求めるわけにはいかない。」として、その音楽性出自を明らかにした上で、キリスト教と関連した精神的慰撫、いわゆる「Spirituals」とは別物の、実生活すなわち仕事歌・子守歌・(葬式での)泣き歌などの類型の存在を示そうという試みである。
もう一つは、実は演奏会プログラムにも記されていないのだが、これらの演目は、既に1967年の同志社グリー第63回定演で取り上げられていて、その当時の福永陽一郎氏の解説を要約すれば、本来の黒人霊歌を知る者として黒人霊歌をそれっぽく指揮する事は出来るが、そもそも現在愛唱されている黒人霊歌の合唱編曲は、著名で影響力もある編曲家達による、アメリカで受け入れられやすい華美で派手な編曲に仕上がった曲達なのであって、そんな編曲は学生指揮者が取り上げてやりたいように任せておけば良いという考えであった、しかし、いつのまにかそちらが主流になってきていて、「わたくしは、ムード的に外形だけなぞった黒人霊歌にあきあきした。今度は、体当たりであるが、それだけに、より真実に近いものに迫り得るかも知れないと、信じ、かつ努力を重ねている。」という趣旨である。
第63回定演当時は、これらの演目を「黒人霊歌集」と表示し、ステージも「Set Down Servant」で締めくくっているのだが、いずれにせよ、「本来のアメリカ黒人音楽」を御自身の手で具現化したかったのであろう。ちなみに福永氏は、やはり御自身がが指揮をした1986年・第35回東京六連の早稲田グリー「Traditional Negro Spirituals」において、解説で略々「昨今の学生はマーラーの交響曲の解釈で何時間も議論するくせに黒人霊歌を知らないという、驚くべき事態」とも記して、黒人霊歌の日本合唱界における文化的・歴史的位置付けについて持論を展開しておられる。

編曲が四者四様で、それぞれに興味深い。無論西欧の伝統的な手法に則った編曲ではあるが、間違いなくガーシュウィン以降のアメリカ音楽であり、ブルーな感じがちゃんと出ていて、もしかしたら現代でも新鮮に聴こえるかも知れない。そして、聴くには楽しく、しかし歌う側にすれば、実際にブルーな感じを出すにはそれこそ楽譜の行間を読む必要があり、相当難しいのではないか、とも思われる。一時期「黒人霊歌なら同志社」と言われていた時期もあるようだが、この演奏での同志社グリーは、声や歌い方が少々綺麗過ぎると言うか、オプシディアンの如き硬質な音色ではあるものの、ソリストにも恵まれ、福永氏の意図を良く顕しているように思う。福永先生もこういう曲はとても得意でしたし、歌ったメンバーは存分に楽しめたことでしょう。演目・演奏の噛み合った好演。

余談ながら、演目の2曲目が「線路は続くよどこまでも」と同じ原曲に拠っているようである。日本国産の童謡・唱歌と思われている「線路は続くよどこまでも」も、50年ほど前の楽譜ではちゃんと黒人霊歌として紹介され、その冒頭の歌詩が「線路の仕事はいつまでも」となっている。線路敷設のつらい労働と、その線路の行き着く先には神の栄光の国がある、という労働歌が本来の姿なのでした。

4.慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団

 「Nänie (哀悼歌) Op.82」
  作詩:F. Schiller
  作曲:J. Brahms
  編曲:北村 協一
  指揮:畑中 良輔
  Pf:三浦 洋一

山古堂では、慶應ワグネルの近代史上において屈指の超名演と位置付けている。前述の上海グリーのメンバー・成田正人氏のご推薦である第22回東京六連(1973)の慶應ワグネル「運命の歌Op.54」(指揮:畑中良輔/Pf:久邇之宜!)と併せて、山古堂主人の究極的お気に入りブラームス男声版演奏である。

この曲のオリジナル編成は、わずか15分足らずの演奏のために混声四部合唱とオーケストラ、そしてオプションながらハープ2台を要するという贅沢なもので、大変に美しく印象的な曲であり、演奏効果も相当に大きい。反面、合唱は高度の技量を要求され、体力もノドも消耗するし、また聴衆に残る楽曲の印象も強いので、例えば「ドイツ・レクイエム」等の前座に置くには座りが悪いし、かといってわずか15分足らず・単一楽章のこの曲をメインステージに据え、これを演奏するためだけにオーケストラを手配するというのも無理がある。 ということで、少なくとも合唱団主催の演奏会においてオリジナル編成で取り上げられる事は、ほぼ皆無である(山古堂主人が創立の一翼を担った「RK放送合唱団」の創立3周年記念演奏会では、本当に「Nänie」1曲のためだけにオケとハープ付けちゃいましたけど、大変でした)。
もちろんピアノ伴奏譜もあるが、これはこれで演奏会の構成上「帯に短し襷に長し」で、やはりあまり演奏されない。同様の構成・規模である「運命の歌 Op.54」と共に、演奏をライヴで聴く機会が極めて稀な作品。だが、小品とは言え、ブラームスが天才を顕わした珠玉の名品である。

この作品を男声合唱に編曲するには、大変な困難が待ち構えている。すなわち混声ではベースパートが約2オクターヴの音域を駆使して書かれており、特に高音での突出した動きが演奏効果に極めて大きな役割を果たしているのだが、そういった音符を単純に男声合唱に移植すると、男声の密集和音の中でベースだけが不自然にはみ出して聞こえてしまうし、かといって高音部をオクターヴ下げると、今度は音楽全体の躍動感が抑制され、或いは高音からのフレーズの連関を守ろうとして中音域のフレーズまでオクターヴ下げなきゃいけないから、ベースがほとんど限界に近い低音のフレーズを這い回ることになって、それを相当に鳴らさないと四声のバランスが取れない。では皆川版「Missa Mater Patris」のように各パートの「ターボ領域」にはまるように旋律を組替えていくと、一本のフレーズの中での音色の一貫性が無くなって、この「Nänie」の美点が霧散してしまう。こういう困難は、もはや編曲者の技量云々で対処出来るものではなく、ブラームスの天才によって混声四部という広い音域がフルに活かされた結果なのであって、男声合唱への編曲は所詮無理な作業だと割り切るしかない。

北村協一氏の編曲は、混声では聴かせ処のベースの高音旋律を全てオクターヴ下げ、やはりベースに歌わせるという、極めて穏当な対応で処しており、また慶應ワグネルはその最大限の機能を発揮してこの困難な男声合唱編曲を具現化している。長大なフレーズを緊張感を失わずに構築していく、この畑中氏&慶應ワグネルの演奏は、ドイツ語の捌き、発声、フレージングといったエレメントがしっかりと組み込まれた上で、全体の構成感、ブラームスらしいうねりや厚みやほの暗い熱さ、全てが14分に凝縮された一つの完成形であると言っても過言ではない。困難な編曲に合唱機能を歩み寄らせて名演をした、ということでは、前年の同志社グリー「Misa Mater Patris」と双璧とも思われる。聴く度に心動かされる、超名演の一つである。

またも余談だが、慶應ワグネルは以前にも「第9回 10回代の東西四連のレコード-2(第16回と第19回)」の10回代東西四連総括の項で記したように、自尊心を糧に自尊心を産む合唱団なので、追い詰められたくないから練習するし、追い詰められても何とか形をつけて、ステージでは何食わぬ、いや自尊心を食いまくった涼しい顔で歌うのだが、稀に舞台本番に乗せても追い詰められたままの状態だったりするケースがある。実は、そういう時の慶應ワグネルこそ、稀有なまでに充実した指導陣に基礎をみっちり叩き込まれている上に全メンバーが全神経を歌唱に集中させるから、文字通りの「真価」を発揮するように思われてならない。その最も代表的なものが1985年の第110回定演レパートリー「ファウストの劫罰」だと山古堂主人は捉えており、慶應ワグネルの一つの金字塔である。この「Nänie (哀悼歌) Op.82」もそのケースに当てはまるかどうかは一概に言えないが、困難な編曲ゆえに少なくとも数箇所では結構な爆弾を抱え込まざるを得なかっただろうと推測され、慶應ワグネルの「本気」が垣間見える演奏とお見受けするのだが、果たして真実や如何に?

更に余談だが、早稲田グリーのあまりに未整備な新入生教育プログラムや、訳分からんチカラ技のヤ発声指導や訳分からんチカラ技のマ発声指導や訳分からんチカラ技のケ発声指導や訳分からんチカラ技のン発声指導や、下級生イジメその他(※1)のため、嫌気が差して山古堂主人は1年目の夏から休部していた。そんな山古堂主人が早稲グリに復帰したのは、上記の「ファウストの劫罰」を聴いてしまったからである。更に言えば、そのワグネル渾身のステージに、某白雲なびく駿河台の予備校で席を並べていたM氏が乗っていて、彼が懸命に歌う姿を見て悔しかったからである。

(※1)
山古堂主人の早稲グリ同期は、確か入団当初では名簿上で40名くらいいたと思うが、これが1年目で半減し、卒業時点では16名であった。ベース同期なんか3人で、諸事情あり実働は2人。以前作成した「東西四連オンステ人数推移表」を御覧頂ければ分かるが、第36~37回東西四連で見ると、早稲グリだけが人数陥没なのである。人数減少に悩む昨今の現役の気持ちが分かるつもりだったり、慶同関や関大・甲南などの各団OBとも新入生獲得策に関する情報交換をしたり参考にと音源を寄贈したりしてるのは、こんなところから来てます。・・・アイヤ~、また昔の話で愚痴ってしまった。

5.関西学院グリークラブ

 「鐘の音を聴け」-男声合唱のための幻想曲- (委嘱初演)
  1)Ⅰ - Hear the sledges with the bells - Silver bells!
  2)Ⅱ - Hear the mellow wedding bells - Golden Bells!
  3)Ⅲ - Hear the loud alarum bells - Brazen bells!
  4)Ⅳ - Hear the tolling of the bells - Iron bells!
  詩:Edgar Allan. Poe
  作曲:新実 徳英
  指揮:北村 協一

本来この「鐘の音(ね)を聴け」に楽章の区分は無く、連続して演奏されるが、詩が大きく4つに分かれていることから、便宜上それらの詩を楽章とみなし、デジタル化においてもインデックスを割り振って、詩の冒頭を上記のように記載した。

銀・金・真鍮・鉄という4種類の金属からなる鐘の、それぞれに持つ固有の音の印象を髣髴とさせる詩で構成されている。113行/601語からなるこの有名な詩の、4つの章をそれぞれ1行に超意訳すると、下記のような感じか。
  橇(そり)に鳴る銀の鐘、楽しく透明に、輝かしく鳴る
  婚礼に鳴る金の鐘、幸福と歓びに、豊かに鳴る
  夜に鳴る真鍮の警鐘、恐怖と混乱、絶望に、打ち震えて鳴る
  弔いに鳴る鉄の鐘、おののきと嘆きを乗せ、彼岸へと鳴る
この詩が人生の少・青・壮・老の4つの時期を象徴する、と解する人もいる。ちなみにロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフの合唱交響曲「鐘」も、このポーの詩(ロシア語訳)に曲をつけている。

この合唱作品、新実徳英氏の「実験音楽の時代」にあって、究極の作品の一つではなかろうか。それを関西学院グリークラブは究極の演奏で聴かせる。
本番1ヶ月前にやっと全曲が仕上がったということであり、しかも単純な協和音が少なくて生理的にやや同調しにくい音楽でもあり、かの反復練習の鬼ヶ島(山古堂PAT.PEND)からやって来た関西学院グリーが本番当日のステージリハーサルの途中で止まってしまい、北村協一氏もこの時ばかりは失敗を覚悟したらしい/常に伝統と先輩の重圧に喘ぐ関学グリーにあって、終演後に四回生が「これで俺達の使命は全うした」と、リサイタルを待たずに燃え尽きて真っ白な灰になったそうだ/演奏のあまりの完全さに酩酊した新実徳英氏が、この楽譜を関学グリーに奉納し封印したそうな/最前列に座っていた観客の証言によれば、ベースの声が顔に当たって痛かったらしい、等々、東西四連の長い歴史の中でも屈指の謎めいた、いや違う、伝説めいた演奏である。

とにかく一聴して頂くしかない、微妙な和音もきちんと鳴らし、フレージングも縦横の揃いも乱れない、こんな演奏はもう二度とあるものか、という超絶の演奏で、評価の範疇を超えた、「憑(つきもの)」の世界である。もしこの曲を取り上げるという合唱団があったとしても、この演奏を参考音源にするのはやめた方が良い。何かが憑くから。だいたい最初のピッチパイプの鳴らし方からして低く小さく厳かで、幽玄の世界に引きずり込もうとしてくるのだからたまらない、いやたまりまへん、ハァハァ(爆)  演奏後の聴衆の拍手も、いつもの関学グリーの演奏後に送られるものとは違って戸惑ったような、それでいて熱狂していて、欧米人が上質の能の舞台を見終わった後のような。要は良く分からんが凄いと(爆)。
あえて突っ込むとすれば、どの楽章も全く同じトーンで歌われているから、雪遊びも結婚式も関係なく全体的にホラー系に聴こえちゃうことと、英語の発音が関学グリー式で徹底されていること、くらいでしょうか。この演奏の後にエール交換があったら、さぞ晴れ晴れした「A Song for Kwansei」だったことでしょう(笑)

曲そのものは、実は現代作曲技法としてはそれほど先鋭的なものでもなく、ある水準に達した合唱団であれば、楽譜を音にするのは決して困難ではない(実際に東海メールクワイヤーや甍が演奏した事がある)。従い、関学グリーとは異なるアプローチをしても、面白い効果が出るかも知れない。

6.合同演奏

 「シベリウス男声合唱曲集」
  1)Sortunut ääni(失われた声/カンテレタルより)
  2)Terve Kuu(月よ ごきげんよう/カレワラより)
  3)Venematka(舟の旅/カレワラより)
  4)Työnsä kumpasellaki(島の火/カンテレタルより)
  5)Metsämiehen laulu(森の男の歌/A.Kivi)
  6)Sydämeni laulu(我が心の歌/A.Kivi)
  作曲:J. Sibelius
  指揮:渡辺 暁雄

  アンコール Finlandia-hymni(作曲:J. Sibelius)

かなりゆったりとしたテンポで鷹揚に演奏されており、現代にあってはやや批判を浴びそうな草食系大型恐竜スタイル。
でもまあ、そもそもそういう人数(演奏会プログラムでは330名)で演奏する曲集じゃないし(笑)。アンコールのフィンランディアはこの人数でも耐えられるけど。でも、それだけ集まって「Terve Kuu」の超低音Lo-Bはやっぱり聴こえない(爆) 

ステージストーム

  1)早稲田 :最上川舟歌
  2)同志社 :Slavnostní sbor
  3)慶應義塾:Laast Lautenspiel und Becherklang
  4)関西学院:U Boj

うーん、どの団もちょっと雑かな、と思う。それがストームというものでしょうけれど、でも以前と比べても何か違う、若々しく華々しいエンディングストームと言うより、重圧から開放されて緊張感が切れたような、まさに祭りの後のような、疲労感漂う演奏に思うのは、あまりに主観的でしょうか。


私見/この時期の大学男声合唱界の概論として;
早稲田グリー単独演奏の項でも触れたが、1970年代中盤~1980年前後の、演奏会に臨むにあたって粗い部分を丁寧につぶして仕上げてきた、そしてそういうことを可能としてきた時期から、人数的にもレパートリー的にも急激な隆起変動が来て、後輩の指導やら発声の統一やら、合唱機能の保守に手が回らなくなり、それまで積み上げてきた技術の伝承という遺産を食い潰し始めた、その始点がこの1984年、という気がする。3年間それなりに訓練されてきた4年生が「乗りだゼェ」という路線を選択すると、まだ訓練もされてない初心者7割の1年生がその背中を見てどう育つか、想像がつくと思うし、その影響は長く後を引く。更に言えば、この少し前あたりから各団に優秀なソリストが散在し、指導者達までが彼ら個人を臆面も無く賞賛し前面に押し立てて、彼らが合唱から突出した歌い方をしても歯止めをかけず、その結果、実際は玉石混淆な団員構成なのに、我も我もと雪崩をうって個人合唱主義(※2)に走っていく。

(※2)
合唱演奏の出来・不出来は優秀な個人で左右出来る、或いは左右してやる、もしくは影響力ある声を持つ個人がその団の演奏を牛耳ることを積極的に認める超実力主義。合唱は一人で出来ると豪語した阿呆もいる。合唱形式にあって個々人の個性も重視しようという合唱個人主義とは異なる。(山古堂PAT.PEND)

更に更に、この1980年代初頭の数年、自分達の演奏に自信を持っていることの裏返しとしての尊大さが悪い方に向かったようにも見受けられる。例えば、宴会や合宿等に際して後輩に対し芸や飲みを強要するということは、「肝を練る・根性をつける」と称して、少なからぬ大学男声合唱団において昔から行われていたろうが、それが遥かに陰湿になりかつパワーアップし、立派な式次第となってこの時期に確立され、1980年代中盤にはその節度を失った実践の最盛期となったようだ。そしてそれは、新人の早期退団による人数減少や団内の世代間の断層、そして演奏レベル低下の病巣になっていく。これは複数の大学男声合唱団OBと会話していて、この時期の話として東西を問わず妙に符合する。こういう面白い後輩のいじめ方があった/こうやって先輩にいじめられた、人格攻撃は当たり前/オチも救いない本当にただのイジメ、新入生の半分が辞めた/根性が無いからだ、等々。(早稲田グリーでは、やはり人数の激減した1990年代半ばに略々この病巣の切除を企画し成功して、他団も羨む大人数を確保したりしている。) もし1980年代前半に在籍した世代に、万一、気質として、他人の気持ちなんか分かろうとしない傲慢さがあったのだとすれば、それが却って押し出しの強い、1980年代前半の演奏の下地になったのかも知れませんけどね。

別に上手い人は上手く歌って頂いて良いし、声がデカイ人は(張るべきところで)張って頂いて良いのだけど、休符なのに伸ばして美声を誇示するとか、常に周囲よりデカイとかパートバランスなんか俺様に合わせろ、みたいな、合唱音楽としての全体的な構成からはみ出すことを、具体的にはそういうのをレコードに残す「無形文化へのいたずら書き」をむしろ勲章と思う文化が1980年代に生じちゃった。更に嵩じて、この時期に現役を過ごした方々がOBとなって演奏会場に訪れ、今度は客席から、腹式呼吸を使った無頼野蛮な「ブラボー!!」、演奏の完成度に拘わらない余計なお世話の「ブラボー!!」、後輩のライヴ記録に自分の声を残すための「ブラボー!!」、演奏後に出足を競って余韻をブッ殺す「ブラボー!!」、のテンコ盛りをレコードやCDに残すことになっていく。特に1980年代後半から1990年代中盤までは最悪と言って良く、エール交換で「ブラボー!!」、畑中先生や北村先生が登場しただけで「ブラボー!!」。
「ブラボー」、それはアマゾン奥地の、インディオより更に原始的生活をしている攻撃的な先住民族の総称も指すし、英語では「刺客」の意もあります。

話を戻す。
1~2月にかけての2週間ほどで一気に第33回(1984)~第36回(1987)東京六連のデジタル化を行った。同時期の東西四連の状況は別項に譲るとして、このわずか4年間での全般的な発声・表現技術の低下には驚くべきものがある。指導者の慢心か意趣替えか、あるいは東西四連と同じく第30回(1981)~第32回(1983)の東京六連で数多くの好演を生み出した各団の学生側の慢心か。そしてこの時期のこの傾向、驚くべきことに関西六大学合唱連盟でも同様なのである。無論、「ブラボー!!」のテンコ盛りも。1980年頃に発布された義務教育の新指導要領の悪弊と、それに伴う学生気質の変化という人もいましたし、ちょうどファミコンが流行り始めたことやバブル期突入との関連を言う人もいましたけど、それなら大学混声合唱だって同様の影響があってしかるべきなのですが・・・。

そんな中、やはり全体合唱主義の関西学院グリークラブ、発声至上主義の慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団、そしてちゃんとちゃんとの立教グリークラブは軸足が振れにくくて、演奏レベルの相対的低下率が小さい。

そんな訳で、次回以降、1980年代中盤から後半について記すのは、実はとっても気が重いんだな、これが。前述のような「凋落」の萌芽と経過と結果を身を以って体験し、かつ当時から上述のように問題整理して見ていたから、筆致が鋭くなる恐れもあるし、自分が当事者なのにそれを棚に上げて何だ、という批判もありそうだし、OB介入事件もあったし。日本に帰れなくなってしまいそう。山古堂主人は歌が上手くない人だったから、のほほんと個人合唱主義の恩恵にあずかっていた人達とは見識が180度違うしね。取り敢えず賞賛のインフレと評価基準の切下げでもしときましょうか(笑)
スポンサーサイト

テーマ:アカペラ・合唱・ゴスペル - ジャンル:音楽

東京六大学合唱連盟定期演奏会ライブ記録集

東京六大学合唱連盟定期演奏会ライブ記録集 
                                資料音源集/不許複製

二日公演の場合は二日目の公演場所を記載した。また手元の資料不足により、フランス語・北欧語などで特殊文字が判明しない場合は、そのままアルファベット表記としている。


<第11回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1962/06/3 東京文化会館大ホール)>

この録音は、早稲田大学グリークラブOBで当時東京六連幹事であった北村勝昭氏/1963卒が翌年の東京六連幹事である越田信市郎氏/1964卒に委ねた、ほぼ無傷のオープンリールを、当時の世代の還暦記念行事の一環でデジタル化したものである。当時は東西四連と同様、幹事校が一括してテープを管理していたが、慶應の録音は慶應に貸出後に行方不明となったため、慶應のみ同年の定演の録音を収録している。

法政大学アリオンコール
  「黎明序曲(シェーンキルヒ作曲)」
  「我が里(シューベルト作曲)」
      指揮:荒木 宏明

明治大学グリークラブ
  男声合唱組曲「人間の歌」
   1)縫いつける
   2)涙の塩
   3)浜の足跡
   4)また一つ
   5)木枯らし
   6)年の別れ
      作詩:堀口 大學
      作曲:多田 武彦
      指揮:秋山 日出夫

早稲田大学グリークラブ
  「黒人霊歌」
   1)Lit'le David Play On Yo' Harp
   2)Steal Away To Jesus
   3)Were You There
   4)Joshua Fit The Battle O' Jerico
      指揮:石丸 寛
      独唱:大古殿 宗三(学生)

立教大学グリークラブ
  「Miserere」(アレグリ作曲)
  アッシジの聖フランシスによる四つの小さな祈り(プーランク作曲)
      指揮:若杉 弘

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「Sea Chanty」 
   1)Shanandoah
   2)The Erie Canal
   3)Rolling Home
   4)Sea Fever
      指揮:前田 幸市郎

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  男声合唱組曲「月光とピエロ」
   1)月夜
   2)秋のピエロ
   3)ピエロ
   4)ピエロの嘆き
   5)月光とピエロとピエレットの唐草模様
      作詩:堀口 大學
      作曲:清水 脩
      指揮:畑中 良輔


<第17回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1968/05/26 東京文化会館大ホール)>

早稲田大学グリークラブ所蔵のオープンリールテープによる/モノラル

早稲田大学グリークラブ
  「ドイツ合唱曲集」
   1)Der Koenig in Thule トゥーレの王(詩:J.W.ゲーテ/曲:ヴェンワェルー・ファイト)
   2)Schlafwandel 幻を追いて(詩:G.ケラー/曲:フリードリヒ・ヘーガー)
   3)Gothen treue ゴートの兵士(詩:F.ダァーン/曲:ハンスワグナー)


<第18回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1969/05/18 東京文化会館大ホール)>

安斎眞治氏(早稲田大学グリークラブ1972卒)所蔵のオープンリールテープによる/モノラル

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  男声合唱組曲「雪明りの路」
   1)春を待つ
   2)梅ちゃん
   3)月夜を歩く
   4)白い障子
   5)夜まはり
   6)雪夜
      作詩:伊藤 整
      作曲:多田 武彦
      指揮:畑中 良輔

 慶應ワグネル「雪明りの路」はこの演奏会の直後、5月24日に杉並公会堂にてレコード収録が行われ、ビクターから市販された。

早稲田大学グリークラブ
  「五つの学生の歌」
   1)かちどき
   2)雨の日曜日
   3)間奏曲
   4)高原にて
   5)門出
      作詩:武川 寛海
      作曲:石井 歓
      指揮:石田 幸夫

合同演奏
  「智恵子抄巻末のうた六首」
      作詩:高村 光太郎
      作曲:清水 脩
      指揮:外山 浩爾

アンコール そうらん節(編曲:多田 武彦)


<第19回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1970/05/31 東京文化会館大ホール)>

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  Musical「Porgy and Bess」
   1)Summer-time
   2)A woman is a sometime thing
   3)My man's gone now
   4)Oh, I got plenty of nothing
   5)Bess, You is my woman now
   6)There's a boat that leaving soon for New York
   7)Bess, Oh where's my Bess
   8)Oh Lord! I'm on my way
      作詩:D. Heyward, I. Gerwhwin
      作曲:G Gershwin
      編曲:福永 陽一郎
      指揮:畑中 良輔
      Pf:三浦 洋一
      独唱:瀬山 詠子、築地 利三郎

立教大学グリークラブ
  「朔太郎の四つの詩」
   1)五月の貴公子
   2)孤独
   3)陽春
   4)緑色の笛
      作詩:萩原 朔太郎
      作曲:清水 脩

  「大手拓次の三つの詩」
   1)とじた眼に
   2)みずいろの風よ
   3)しろい火の姿
      作詩:大手 拓次
      作曲:清水 脩

      指揮:荒木 宏明

早稲田大学グリークラブ
  「合唱のためのコンポジションⅢ」
   1)艫
   2)羯皷
   3)引き念仏
      作曲:間宮 芳生
      指揮:濱田 徳昭

明治大学グリークラブ
  男声合唱組曲「蛙」
   1)桂離宮竹林の夜
   2)黒い蛙
   3)五匹のかえる
   4)蛇祭り行進
      作詩:草野 心平
      作曲:多田 武彦
      指揮:外山 浩爾

 明治グリーの「蛙」は、前年に立命館大学メンネルコールが新OBによって委嘱・贈呈されて初演したもので、明立交歓演奏会を持つ友好団体として、明治グリーがこの第19回東京六連で関東初演した。9年後、第30回記念東京六連(1981/05/16,17)の合同演奏において、続編「蛙・第二」が記念委嘱・初演されることとなる。

法政大学アリオンコール
  「日本民謡による12のインヴェンション」より
   1)米搗唄 -岩手県の民謡を素材とする
   2)田植唄 -秋田県の民謡を素材とする
  「合唱のためのコンポジション第6番」より
   3楽章~兵庫・亀岡神社芸能、大分・大漁艫囃子を題材とする
      作曲:間宮 芳生
      指揮:田中 信昭

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「ルネッサンス合唱曲集」
   1)Innsbruck, ich muss dich lassen(インスブルックよ、さようなら/曲:H.Isaac)
   2)Il estoit une fillete(恋の手習い/曲:C.Janequin)
   3)Panis Angelicvs(天使のパン/曲:G.P. da Palestrina)
   4)Mignonne, allons voir si la rose(美しき人、バラを愛でん/曲:G.. Costeley)
   5)Cantate Domino(主に向かって唱え/曲:H.L.Hassler)
      指揮:津山 重雄

合同演奏
  男声合唱とピアノによる蒸気機関車への讃歌「走れわが心」
      作詩:伊藤 海彦
      作曲:大中 恩
      指揮:福永 陽一郎
      Pf:三浦 洋一


<第20回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1971/05/30 東京文化会館大ホール)>

法政大学アリオンコール
「復活祭のMASSA」
   1)入祭誦(グレゴリオ聖歌)
   2)KYRIE(曲:ギョーム・ド・マショー)
   3)GLORIA(曲:ギョーム・ド・マショー)
   4)昇階誦(グレゴリオ聖歌)
指揮:田中 信昭

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「グノー第2ミサ曲」
   1)KYRIE
   2)GLORIA
   3)SANCTUS
   4)O SALUTARIS
   5)AGNUS DEI
      作曲:Charles Gounod
      指揮:前田 幸市郎

明治大学グリークラブ
  「NEGRO SPIRITUALS」
   1)NOBODY KNOWS DE TROUBLE I'VE SEEN
   2)LITTLE INNOCENT LAMB
   3)DEEP RIVER
   4)DIDN'T MY LORD DELIVER DANIEL
   5)WERE YOU THERE
   6)HALLELUJAH
      指揮:外山 浩爾

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  男声合唱組曲「月光とピエロ」
   1)月夜
   2)秋のピエロ
   3)ピエロ
   4)ピエロの嘆き
   5)月光とピエロとピエレットの唐草模様
      作詩:堀口 大學
      作曲:清水 脩
      指揮:畑中 良輔

立教大学グリークラブ
  男声合唱組曲「四季」
   1)春
   2)夏
   3)秋
   4)冬
      作詩:江面 幸子
      作曲:小山 章三
      指揮:荒木 宏明

  男声合唱組曲「小譚詩」
   1)パリンカ
   2)牛の鈴
   3)白い花びら
      作詩:薮田 義雄
      作曲:小山 章三
      指揮:荒木 宏明

早稲田大学グリークラブ
  「CONCERTO DI VOCI」より
   1)Ⅰ
   2)Ⅱ
   3)Ⅲ
      作曲:Carl Orff
      指揮:岡本 俊久

合同演奏
  「枯木と太陽の歌」

   1)枯木は独りで唱う
   2)花と太陽の会話
   3)冬の夜の木枯しの合唱
   4)枯木は太陽に祈る
      作詩:中田 浩一郎
      作曲:石井 歓
      指揮:手塚 幸紀
      Pf:前橋 由子


<第21回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1972/05/21 東京文化会館大ホール)>

法政大学アリオンコール
  「MISSA MATER PATRIS」
   1)Kyrie
   2)Gloria
   3)Credo
      作曲:Josquin des Prez
      編曲:皆川 達夫
      指揮:田中 信昭

立教大学グリークラブ
  男声合唱組曲「水のいのち」
   1)雨
   2)水たまり
   3)川
   4)海
   5)海よ
      作詩:高野 喜久雄
      作曲:高田 三郎
      指揮:小林 研一郎
      Pf:鈴木 理夫

 立教グリーの「水のいのち」男声版は、同志社グリーOBからなるクローバークラブによって委嘱され、クローバークラブ東京演奏会(1972/04/10 文京公会堂)において初演された。この立教グリーの演奏は初演から僅か40日後の再演であり、楽譜入手時期は委嘱元であるクローバークラブとほとんど変わらないものと推測される。

早稲田大学グリークラブ
  「曠野をゆく」
      作詩:梶 良郎
      作曲:石井 歓
      指揮:岡本 俊久

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  American Tribal Love-Rock Musical 「Hair」より (男声編曲版初演)
   1)Aquarius
   2)Donna-Sodomy
   3)Air
   4)Hair
   5)Be-In
   6)Good morning Starshine
   7)Let the Sun shine in
      作詩:G. Ragni, J. Rado
      作曲:Galt MacDermot
      編曲:北村 協一
      指揮:畑中 良輔
      Pf:三浦 洋一

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「五つのスロヴァキア民謡」
    1)心のやさしい仲間たち
    2)戦争に行かねばならぬなら
    3)さあ出かけよう、戦友たち
    4)もしものことがあったなら
    5)戦いへ勇んで行った

  「四つの古いハンガリー民謡」
    1)遠い昔に教えた・・・
    2)ああ神よ、何故私は待つか
    3)わが嫂の庭
    4)車積み
      作曲:Bartok Bela
      指揮:前田 幸市郎

明治大学グリークラブ
  合唱による風土記「阿波」
   1)たいしめ(鯛締)
   2)麦打ち
   3)もちつき(餅搗)
   4)水取り
   5)たたら(蹈鞴)
      作曲:三木 稔
      指揮:外山 浩爾

合同演奏
  「魚拓(農家素描)」 -混声合唱組曲「歌碑」より-
      作詩:井伏 鱒二
      作曲:清水 脩
      語り:若杉 弘

  「黙示」
      作詩:木原 孝一
      作曲:清水 脩

      指揮:北村 協一


<第22回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1973/05/27 東京文化会館大ホール)>

法政大学アリオンコール
  「Missa O Magnum Mysterium」
   1)Kyrie
   2)Gloria
   3)Credo
      作曲:T.L. de Victoria
      編曲:皆川 達夫
      指揮:田中 信昭

明治大学グリークラブ
  「Sea Chanty」
   1)Whup! Jamboree
   2)Good-bye, Fare Ye Well
   3)What Shall We Do With The Drunken Sailor
   4)Swansea Town
   5)The Drummer And The Cook
   6)Shenandoah
      編曲:Robert Shaw & Alice Parker
      指揮:外山 浩爾

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「Missa Brevis」
   1)Kyrie
   2)Gloria
   3)Credo
   4)Sanctus
   5)Benedictus
   6)Agnus Dei
      作曲:Joseph Haydn
      Pf:根本 幾
      指揮:前田 幸市郎

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「運命の歌(Schicksalslied Op.54)」
      作詩:F. Hoelderlin
      作曲:J. Brahms
      編曲:北村 協一
      指揮:畑中 良輔
      Pf:久邇 之宜

早稲田大学グリークラブ
  男声合唱組曲「水のいのち」
   1)雨
   2)水たまり
   3)川
   4)海
   5)海よ
      作詩:高野 喜久雄
      作曲:高田 三郎
      指揮:北浦 悟
      Pf:渋谷 るり子

立教大学グリークラブ
  「枯木と太陽の歌」
   1)枯木は独りで唱う
   2)花と太陽の会話
   3)冬の夜の木枯しの合唱
   4)枯木は太陽に祈る
      作詩:中田 浩一郎
      作曲:石井 歓
      指揮:小林 研一郎
      Pf:米山 春恵

合同演奏
  歌劇「さまよえるオランダ人」より「水夫の合唱」
      作曲:R. Wagner
      指揮:小林 研一郎
      Orch:新交響楽団


<第23回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1974/05/19 東京文化会館大ホール)>

早稲田大学グリークラブ
  「合唱のためのコンポジションⅢ」
   1)艫
   2)羯皷
   3)引き念仏
      作曲:間宮 芳生
      指揮:堀 俊輔

立教大学グリークラブ
  「レクイエム」
   1)第一楽章
   2)第二楽章
   3)第三楽章
      作曲:三木 稔
      指揮:小林 研一郎
      独唱:斉藤 四郎
      Pf:鈴木 理夫、荻久保 和明

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「よだかの星」 (男声版初演)
   1)「よだかはみにくい鳥です。」
   2)「では、よだかに鷹という名がついたことは、」
   3)「殺される―――」
   4)「山焼けの火が燃えて遠い山赤く」
   5)「僕が羽虫や甲虫を食べる・・・・・・。」
   6)「よだかは巣の中をきちんと片付け、」
     原作:宮沢 賢治
     歌詩編作・作曲:小倉 朗
     指揮:前田 幸市郎

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「チャイコフスキー歌曲集」
   1)何故に?
   2)さわがしい舞踏会で
   3)語るな、友よ
   4)唯、憧れを知る者のみが
   5)ドン・ファンのセレナーデ
      作曲:P. Tchaikovskii
      編曲:福永 陽一郎
      指揮:畑中 良輔
      Pf:三浦 洋一

法政大学アリオンコール
  「Symposium Ⅱ 諸家論叢第二(男声合唱のために)」
      作詩:Bertholt Brecht
      訳詩:長谷川 四郎
      作曲:林 光
      指揮:田中 信昭

明治大学グリークラブ
  男声合唱組曲「中 勘助の詩から」
   1)絵日傘
   2)椿
   3)四十雀
   4)ほほじろの声
   5)かもめ
   6)ふり売り
   7)追羽根
      作詩:中 勘助
      作曲:多田 武彦
      指揮:外山 浩爾

合同演奏
  「明日への足音」~ソプラノと男声合唱のためのカンタータ~
   1)ひばりは知らぬげに
   2)出征
   3)もしもしさようなら
   4)子守うた
      作詩:中村 千栄子
      作曲・指揮:石井 歓
      独唱:伊藤 京子
      Pf:三浦 洋一

   アンコール「U Boj」

  合同演奏「明日への足音」  石井 歓(レコードジャケットより原文まま)

  この作品は、海軍特攻隊勇士として実兄を失った経験をもつ、詩人の中村千栄子さんが、肉親に対する
  想いもさることながら、それを大きくのり越えて、若くして戦いで散った全ての人々に対するレクイエ
  ムとして、今日現代に生をもっている人々の気持ちを代表して書いたものである。
  そこにヒューマンな精神と美しさが満ち溢れた詩に対して、ソプラノ・ソロと男声合唱、ピアノを配し
  て作曲したものである。

  <第1章 ひばりは知らぬげに>
    ソプラノ・ソロの部分で回顧的な母親の気持ちをピアノ伴奏との対比を生かしてたんたんと
    歌っている。

  <第2章 出征>
    出陣する若い人々の気持ち、決心、心の整理。それに配するに、その人々の宿命を暗示する
    かのように、ザック、ザックといった“足音”。祭の太鼓に表される幼少の頃の思い出、軍
    隊に於ける面会日。最後に母親からみた軍人としての息子の姿、などをソプラノと、男声の
    ハミングとの交錯で表現している。

  <第3章 もしもしさようなら>
    母親と出撃する本人との最後の電話での会話。明日の日を待つこの世の最後の一夜、一人に
    なって考えるあれこれ、複雑な心境、これらを男声によって力強く歌っている。

  <第4章 子守うた>
    世の母親たちが祈る“平和への希求”の気持ちを“子守うた”といった形式の中で歌う。特
    に曲首から中間までの子守うた調の個所では“歌う”というより“語りかける”といった表
    現がほしいが、中間部「いま母さんは祈るそしてうたう―――」の個所より後半は、大きく、
    するどく明確に明るく歌いあげてほしい。暗示的な“足音”の再現によって、全楽章を終わる。


<第24回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1975/05/03 東京文化会館大ホール)>

明治大学グリークラブ
  「フォーレ歌曲集」
   1)Lydia(リディア)
   2)Apres un Reve(夢のあとに)
   3)La Canson du Pecheur(漁夫の歌)
   4)Tristesse(悲しみ)
   5)Hymne(賛歌)
      作曲:Gabriel Faure
      編曲:北村 協一
      指揮:外山 浩爾
      Pf:川口 耕平

東京大学音楽部コール・アカデミー
   「コダーイの合唱曲より」
   1)Kit Kene elvenni ?(誰と結婚しようかな)
   2)Folszallott a Pava(孔雀は舞い上がる)
   3)Bordal(酒の歌)
   4)Isten Csodaja(神の奇蹟)
      作曲:Kodaly Zoltan
      指揮:宮下 正

早稲田大学グリークラブ
  男声合唱曲「岬の墓」(男声版初演)
      作詩:堀田 善衛
      作曲:團 伊玖磨
      編曲・指揮:福永 陽一郎
      Pf:三浦 洋一

立教大学グリークラブ
  フォーレ「レクイエム」より
   1)Introitus et Kyrie
   2)Offertoire
   3)Agnus Dei
      作曲:G. Faure
      編曲:森垣 桂一
      指揮:森本 恭正
      管弦楽:RAM室内管弦楽団

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「“THE STUDENT PRINCE” Choral Selection」
   1)Golden Days
   2)Drinking Song
   3)Deep In My Heart, Dear
   4)Serenade
   5)Student March Song
      作詩:Dorothy Donnelly
      作曲:Sigmund Romberg
      編曲:北村 協一
      指揮:畑中 良輔
      Pf:金井 紀子

法政大学アリオンコール
  「萬歳流し」
      作曲:柴田 南雄
      指揮:田中 信昭

合同演奏
  「森の夜の歌」
      作曲:F. Schubert
      指揮:外山 浩爾

  アンコール「遥かな友に」


<第25回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1976/05/15 東京文化会館大ホール)>

法政大学アリオンコール
  「王孫不帰」 ~1970年度委嘱作品~
   1)Ⅰ
   2)Ⅱ
   3)Ⅲ
      作詩:三好 達治
      作曲:三善 晃
      指揮:田中 信昭
      Pf:田中 瑶子

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
   「デュパルク歌曲集」
    1)L'INVITATION AU VOYAGE《旅への誘い》
    2)EXTASE《恍惚》
    3)CHANSON TRISTE《悲しき歌》
    4)PHIDYLE《フィディレ》
      作曲:Henri Duparc
      編曲:北村 協一
      指揮:畑中 良輔
      Pf:三浦 洋一

早稲田大学グリークラブ
  合唱による風土記「阿波」
   1)たいしめ(鯛締)
   2)麦打ち
   3)もちつき(餅搗)
   4)水取り
   5)たたら(蹈鞴)
      作曲:三木 稔
      指揮:浅井 良之

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「第2ミサ曲」
   1)Kyrie
   2)Gloria
   3)Sanctus
   4)O Salutaris
   5)Agnus Dei
      作曲:Charles Gounod
      指揮:前田 幸市郎
      Org.:島田 麗子

立教大学グリークラブ
  合唱組曲「日曜日-ひとりぼっちの祈り-」
   1)朝
   2)街で
   3)かえり道
   4)てがみ
   5)おやすみ
      作詩:蓬莱 泰三
      作曲:南 安雄
      指揮:保延 裕史
      Pf:久邇 之宜

明治大学グリークラブ
  「ヒンデミットの男声合唱曲」より
   1)Der Tod「死」
   2)Eine lichte Mitternacht「薄明りの真夜中」
   3)Du musst dir Alles geben「汝、全てを与うべし」
   4)Die Stiefmutter「継母」
   5)Das verfluchte Geld「巨万の富」
   6)Erster Schnee「初雪」
      作曲:Paul Hindemith
      指揮:外山 浩爾

合同演奏
  男声合唱組曲「月光とピエロ」
   1)月夜
   2)秋のピエロ
   3)ピエロ
   4)ピエロの嘆き
   5)月光とピエロとピエレットの唐草模様
      作詩:堀口 大學
      作曲:清水 脩
      指揮:北村 協一


<第26回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1977/05/07 東京文化会館大ホール)>

法政大学アリオンコール
  「ルフラン」男声合唱のための愛唱歌組曲 ~委嘱初演~
   1)中国地方の子守唄
   2)お菓子と娘
   3)カチューシャの唄
   4)鉾をおさめて
   5)椰子の実
      編曲:三善 晃
      指揮:田中 信昭

早稲田大学グリークラブ
  男声合唱組曲「島よ」
   1)Ⅰ
   2)Ⅱ
   3)Ⅲ
   4)Ⅳ
   5)Ⅴ
   6)Ⅵ
      作詩:伊藤 海彦
      作曲:大中 恩
      編曲・指揮:福永 陽一郎
      Pf:久邇 之宜

明治大学グリークラブ
  男声合唱組曲「わがふるき日のうた」 ~委嘱初演~
   1)甃のうへ
   2)湖水
   3)Enfance finie(過ぎ去りし子供時代)
   4)木兎
   5)郷愁
   6)鐘鳴りぬ
   7)雪はふる
      作詩:三好 達治
      作曲:多田 武彦
      指揮:外山 浩爾

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「Messe Solennelle」
   1)Kyrie
   2)Gloria
   3)Credo
   4)Agnus Dei
      作曲:Arbert Duhaupas
      指揮:前田 幸市郎
      Org.:植田 義子

立教大学グリークラブ
  男声合唱組曲「蛙」
   1)いぼ
   2)青イ花
   3)河童と蛙
   4)蛇祭り行進
   5)おれも眠らう
   6)祈りの歌
      作詩:草野 心平
      作曲:堀 悦子
      指揮:北村 協一
      Pf:久邇 之宜

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「さすらう若人の歌」
   1)いとしいひとがとついでゆくと
   2)この朝 野をゆけば
   3)私は灼熱した刀をもっていた
   4)いとしいひとの青いひとみは
      作詩・作曲:Gustav Mahler
      編曲:福永 陽一郎
      指揮:畑中 良輔
      Pf:花岡 千春

合同演奏
  男声合唱組曲「富士山」
   1)作品第壹
   2)作品第肆
   3)作品第拾陸
   4)作品第拾捌
   5)作品第貳拾壹
      作詩:草野 心平
      作曲:多田 武彦
      指揮:関屋 晋


<第27回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1978/05/05 東京文化会館大ホール)>

東京大学音楽部コール・アカデミー
  組曲「戦旅」
   1)晴夜
   2)異郷の雪
   3)自分の眼
      作詩:伊藤 桂一
      作曲:高田 三郎
      指揮:前田 幸市郎

立教大学グリークラブ
  男声合唱曲「岬の墓」
      作詩:堀田 善衛
      作曲:團 伊玖麿
      編曲:福永 陽一郎・北村 協一
      指揮:北村 協一
      Pf:久邇 之宜

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「トスティ歌曲集」より
   1)Ancora! (もう一度)
   2)Vorrei (そうなってほしい)
   3)La Serenata (セレナータ)
   4)Tristezza (悲しみ)
   5)L'ultima Canzone (最後の歌)
   6)Addio! (さようなら)
      作曲:F.P. Tosti
      編曲・指揮:北村 協一
      Pf:塚田 佳男

早稲田大学グリークラブ
  男声合唱組曲「海の構図」
   1)海と蝶
   2)海女礼讃
   3)かもめの歌
   4)神話の巨人
      作詩:小林 純一
      作曲:中田 喜直
      編曲・指揮:福永 陽一郎
      Pf:久邇 之宜

明治大学グリークラブ
  「今でも・・・・ローセキは魔法の杖」無伴奏男声合唱のための(委嘱初演)
   1)溢れる泉は日々を巡り
   2)道路は巨大なキャンバス
   3)炎のように・・・・
   4)爽やかなレモンの風は
   5)深い眠りに包まれて
   6)明るい光に満ちた季節は惑いを止め
      作詩:柴野 利彦
      作曲:遠藤 雅夫
      指揮:外山 浩爾
      Pf:上岡 敏之

法政大学アリオンコール
  合唱のためのコンポジション第6番
   1)第一楽章 岩手・ひえ搗唄を題材とする
   2)第二楽章 青森・八戸神楽「権現舞」を題材とする
   3)第三楽章 兵庫・亀岡神社芸能、大分・大漁艫囃子を題材とする
      作曲:間宮 芳生
      指揮:田中 信昭

合同演奏
  男声合唱のための「アイヌのウポポ」
   1)くじら祭り
   2)イヨマンテ(熊祭り)
   3)ピリカ ピリカ
   4)日食月食に祈る歌
   5)恋歌
   6)リムセ(輪舞)
      作詩:近藤 鏡二郎
      作曲:清水 脩
      指揮:北村 協一

<第28回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1979/05/05 東京文化会館大ホール)>

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「ヘルダーリンの詩による男声合唱曲」
   1)Die Nacht(夜)
   2)Halfte des Lebens(生のなかば)
   3)Diotima(ディオティーマ)
      作詩:F. Holderlin
      作曲:K. Bleyle
      指揮:前田 幸市郎

明治大学グリークラブ
  男声合唱組曲「カムイの森で」(男声版初演)
   1)ひぐまのうた(キムン・カムイ)
   2)しまりすのうた(カスエクルクル)
   3)このはずくのうた(トキット・カムイ)
   4)くまげらのうた(チプタチカップ・カムイ)
   5)しまふくろうのうた(コタンクル・カムイ)   
      作詩:萩原 貢
      作曲:廣瀬 量平
      編曲:遠藤 雅夫
      指揮:外山 浩爾
      Pf:小林 功

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「Zigeunermelodien Op.55」
   1)Mein Lied ertont(わが歌ひびけ)
   2)Ei, wie mein Triangel(きけよトライアングル)
   3)Rings ist der Wald(森はしずかに)
   4)Als die alte Mutter(わが母の教えたまいし歌)
   5)Reingestimmt die Saiten(弦を整えて)
   6)In dem weiten, breiten, luft'gen Leinenkleide(軽い着物)
   7)Darf des Falken Schwinge(鷹は自由に)
      作詩:A. フツィドゥク
      作曲:A. Dvo?ak
      編曲:福永 陽一郎
      指揮:畑中 良輔
      Pf:三浦 洋一

法政大学アリオンコール
  「修二會讃」
      作曲:柴田 南雄
      指揮:田中 信昭、高橋 豊蔵

早稲田大学グリークラブ
  男声合唱組曲「草野心平の詩から」
   1)石家荘にて
   2)天
   3)金魚
   4)雨
   5)さくら散る
      作詩:草野 心平
      作曲:多田 武彦
      指揮:越沼 正典

立教大学グリークラブ
  「アーン歌曲集」より
   1)D'une prison《牢獄から》
   2)Infidelite《不実》
   3)Si mes vers avaient des ailes《私の詩に翼があったなら》
   4)Quand je fus pris au pavillon《わたしがとりこになったとき》
   5)Paysage《景色》
   6)Mai《五月》
      作曲:R. HAHN
      編曲:北村 協一、
         保延 裕史
      指揮:北村 協一
      Pf:久邇 之宜

合同演奏
  合唱による風土記「阿波」
   1)たいしめ(鯛締)
   2)麦打ち
   3)もちつき(餅搗)
   4)水取り
   5)たたら(蹈鞴)
    作曲:三木 稔
    指揮:福永 陽一郎


<第29回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1980/05/10 東京文化会館大ホール)>

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「シベリウス歌曲集」より
   1)Var det en drom?(夢であったか)
   2)Demanten pa marssnon(三月の雪の上のダイヤモンド)
   3)Svarta rosor(黒いバラ)
   4)Saf, saf, susa(葦よ そよげ)
   5)Flickan kom ifran sin alskling mote(逢引きから帰った乙女)
      作曲:Jan Sibelius
      編曲:藤森 数彦
      指揮:畑中 良輔
      Pf:三浦 洋一

法政大学アリオンコール
  「回風歌」 ~1979年度委嘱作品~
      作詩:木島 始
      作曲:高橋 悠治
      指揮:田中 信昭

早稲田大学グリークラブ
  男声合唱曲「岬の墓」(改訂新版)
      作詩:堀田 善衛
      作曲:團 伊玖磨
      編曲・指揮:福永 陽一郎
      Pf:三浦 洋一

立教大学グリークラブ
  「ことばあそびうたⅡ」-男声合唱とピアノのために-
   1)かっぱ
   2)うとてとこ
   3)たそがれ
   4)さる
      作詩:谷川 俊太郎
      作曲:新実 徳英
      指揮:北村 協一
      Pf:黒木 悦子

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「三声のミサ」
   1)Kyrie
   2)Gloria
   3)Credo
   4)Sanctus
   5)Benedictus
   6)Agnus Dei
      作曲:William Byrd
      指揮:前田 幸市郎

明治大学グリークラブ
  フランスの詩による男声合唱曲集「月下の一群」
   1)小曲(詩:フィリップ・シャヴァネックス)
   2)輪踊り(詩:ポール・フォール)
   3)人の云ふことを信じるな(詩:フランシス・ジャム)
   4)海よ(催眠歌)(詩:アンドレ・スピール)
   5)秋の歌(詩:ポール・ヴェルレーヌ)
      作曲:南 弘明
      訳詩:堀口 大學
      指揮:外山 浩爾
      Pf:小林 功

合同演奏
  男声合唱とピアノのための「ゆうやけの歌」
      作詩:川崎 洋
      作曲:湯山 昭
      指揮:外山 浩爾
      Pf:増田 宏昭

  アンコール 「U BOJ」


<第30回東京六大学合唱連盟記念定期演奏会(1981/05/17 東京厚生年金会館大ホール)>
東京大学音楽部コール・アカデミー
  「MISSA TEMPORE BELLI」
   1)Kyrie
   2)Gloria
   3)Sanctus
   4)Benedictus
   5)Agnus Dei
      作曲:Ettore Desderi
      指揮:前田 幸市郎

明治大学グリークラブ
  「男声合唱のための五つのラメント」
   1)十字架
   2)さやうなら一万年
   3)天のベンチ
   4)オーボエの雲
   5)Volga
      作詩:草野 心平
      作曲:廣瀬 量平
      指揮:外山 浩爾

立教大学グリークラブ
  「さすらう若人の歌 -Lieder eines fahrender Gesellen-」
   1)Wenn mein Schatz Hochzeit macht 君がとつぐ日に
   2)Ging heut' Morgen uber's Feld 露しげき朝の野べに
   3)Ich hab' ein gluhend Messer 灼熱せる短刀もて
   4)Die zwei blauen Augen von meinen Schatz 君が青きひとみ
      作詩・作曲:Gustav Mahler
      編曲:福永 陽一郎
      指揮:北村 協一
      Pf:黒木 悦子

法政大学アリオンコール
  男声合唱組曲「クレーの絵本 第2集」
  〔ポール・クレーによる「絵本」のために〕より
   1)黒い王様
   2)ケトルドラム奏者
   3)黄金の魚
   4)まじめな顔つき
   5)死と炎
      作詩:谷川 俊太郎
      作曲:三善 晃
      指揮:田中 信昭

早稲田大学グリークラブ
  男声合唱組曲「光る砂漠」
   1)再会
   2)恋の詩でも読んだあとのように
   3)早春
   4)海辺で
   5)ほたるは星になった
   6)落石
   7)秋の午後
   8)さびしい道
   9)ふるさと
      作詩:矢澤 宰
      作曲:萩原 英彦
      編曲・指揮:福永 陽一郎
      Pf:大藤 玲子

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「愛の歌」「新・愛の歌」より
   1)Rede, Madchen, allzuliebes! op.52 nr.1
   2)Am Gesteine rauscht die Flut op.52 nr.2
   3)O die Frauen op.52 nr.3
   4)Sieh; Wie ist die Welle Klar! op.52 nr.14
   5)Nachtigall, Sie singt so schon op.52 nr.15
   6)Ein dunkeler Schacht ist Liebe op.52 nr.16
   7)Wenn so lind dein Auge mir op.52 nr.8
   8)Ein Kleiner, hubscher Vogel op.52 nr.6
   9)Am Donaustrande op.52 nr.9
  10)Nein, es ist nicht auszukommen op.52 nr.11
  11)Schlosser auf, und mache Schlosser op.52 nr.12
  12)Zum Schlus op.65 nr.15
      作詩:G.F. Daumer, J.W. Goethe
      作曲:J. Brahms
      編曲:福永 陽一郎
      指揮:畑中 良輔
      Pf:秦 実、藤森 数彦

合同演奏
  男声合唱組曲「蛙・第二」(委嘱作品・初演)
   1)誕生祭
   2)たまごたちのいる風景
   3)河童と蛙
   4)ごびらっふの独白
   5)勝手なコーラス
   6)亡霊
      作詩:草野 心平
      作曲:多田 武彦
      指揮:北村 協一

  アンコール「最上川舟歌」(山形県民謡/編曲:清水 脩)


<第31回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1982/05/08 東京文化会館大ホール)>

早稲田大学グリークラブ
  「ROBERT SHAW CHORAL SERIES」-A SONG OF LOVE-
   1)Die Lorelei
   2)La Tarara
   3)Marianina
   4)Stodole Pumpa
   5)Loch Lomond
   6)Vive L'Amour
      編曲:Alice Parker & Robert Shaw
      指揮:福永 陽一郎

法政大学アリオンコール
  男声合唱とピアノのための「ふるさと」
      作詩:宗 左近
      作曲:三善 晃
      指揮:田中 信昭
      Pf:田中 瑶子

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「The Student Prince(学生王子)」より
   1)Golden Days
   2)Drinking Song
   3)Deep In My Heart, Dear
   4)Serenade
   5)Student March Song
      作詩:Dorothy Donnelly
      作曲:Sigmund Romberg
      新編曲:福永 陽一郎
      指揮:畑中 良輔
      Pf:三浦 洋一

立教大学グリークラブ
  「川よ とわに美しく」(舞台初演)
   1)釈哲道童子
   2)永遠の川
   3)荒廃に立ちて
   4)静脈の川
   5)川よ とわに美しく
      作詩:米田 栄作
      作曲:三枝 成章
      指揮:北村 協一
      Pf:久邇 之宜
      Synth.:向谷 実

 立教グリーの「川よ とわに美しく」は、前年(1981)の芸術祭参加作品として優秀賞を受賞したもので、指揮:関屋晋/Pf:土屋照子/広島メンネルコールによって放送初演された。この東京六連での演奏は舞台初演であり、この翌日に東芝EMIスタジオにおいて同じ顔ぶれで収録した演奏が市販された。

明治大学グリークラブ
  男声合唱とピアノのためのディアローグ「流氷のうた」
   1)緑の廣野に放て
   2)日まわりの歌
   3)ポプラは燃えていた
   4)流氷のうた
   5)光の讃歌
      作詩:阿部 保
      作曲:湯山 昭
      指揮:外山 浩爾
      Pf:上岡 敏之

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「三声のミサ」
   1)Kyrie
   2)Gloria
   3)Credo
   4)Sanctus
   5)Agnus Dei
      作曲:Antonio Lotti
      指揮:前田 幸市郎

合同演奏
  男声合唱組曲「海の構図」
   1)海と蝶
   2)海女礼讃
   3)かもめの歌
   4)神話の巨人
      作詩:小林 純一
      作曲:中田 喜直
      編曲:福永 陽一郎
      指揮:栗山 文昭
      Pf:田中 瑶子

<第32回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1983/05/29 東京文化会館大ホール)>

法政大学アリオンコール
  「風の馬」より「第二ヴォーカリーズ」
      作詩:秋山 邦晴
      作曲:武満 徹

  男声合唱のための「芝生」
      詩:谷川 俊太郎
      英訳:W.S. Marvin
      作曲:武満 徹

      指揮:田中 信昭

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「ドビュッシー歌曲集」より
   1)Nuit d'Etoiles (星の輝く夜)
   2)Beau Soir (美しい夕暮れ)
   3)Mandoline (マンドリン)
   4)La mer est plus belle (海は美しい・・・)
   5)Il pleure dans mon coeur (私の心に涙がふる)
   6)Ballade des Femmes de Paris (パリ女のバラード)
      作曲:C. Debussy
      編曲:藤森 数彦
      指揮:三林 輝夫
      Pf:田中 瑶子

明治大学グリークラブ
  男声合唱のための組曲「ゆうべ、海を見た」(委嘱初演)
   1)PRELUDE
   2)八月(あきらめの海)
   3)九月(朽ちた小舟)
   4)十月(哭く)
   5)そしてララバイ
      作詩:落合 恵子
      作曲:荻久保 和明
      指揮:外山 浩爾
      Pf:上岡 敏之

立教大学グリークラブ
  男声合唱と女声(アルト)独唱とピアノとパーカッションによる組曲「御誦」
   1)ガラサ道
   2)Ave Maria
   3)蓑踊
   4)獅子の泣き唄
   5)御誦
      作曲・詩:大島 ミチル
      指揮:北村 協一
      独唱:青山 智英子
      Pf:久邇 之宜
      Perc:上野 彰子、林 純一郎
東京大学音楽部コール・アカデミー
  男声合唱とピアノのための組曲「野分」(初演)
   1)海辺
   2)野分
   3)木乃伊
      作詩:井上 靖
      作曲:高田 三郎
      指揮:前田 幸市郎
      Pf:小形 真子

早稲田大学グリークラブ
  「愛の歌」 ~ブラームス生誕150年記念~
   1)答えよ乙女よ
   2)大波は岩辺にざわめく
   3)おお女達よ
   4)何と波が澄んでいることか
   5)夜鶯がきれいに歌う
   6)愛は暗い坑
   7)汝の瞳がやさしく
   8)小さな可愛らしい鳥が
   9)ドナウ河の岸辺に
  10)世人と親しむことはできぬ
  11)さあ、錠前屋よ
  12)結び
      作詩:G.F. Daumer, J.W. Goethe
      作曲:J. Brahms
      編曲・指揮:福永 陽一郎
      Pf:久邇 之宜、池谷 玲子

合同演奏
  「マドリガル」-男声合唱、打楽器、ピアノのために-
      作曲:新実 徳英
      指揮:福永 陽一郎
      Pf:久邇 之宜
      Perc:パーカッショングループ'72
         (永曽 重光、石内 聡明)

  アンコール「U BOJ」


<第33回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1984/05/13 東京文化会館大ホール)>

法政大学アリオンコール
  「回風歌」
   1)モノ・モンドン・レーガス
   2)埋もれる声を掘りおこそう
   3)とびちる声をあつめよう
      作詩:木島 始
      作曲:高橋 悠治
      指揮:田中 信昭

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「Missa Mater Patris」
   1)Kyrie
   2)Gloria
   3)Credo
   4)Sanctus
   5)Agnus Dei
      作曲:Josquin Des Prez
      編曲・指揮:皆川 達夫

明治大学グリークラブ
  「ギルガメシュ叙事詩《後篇》」~ア・カペラ男声合唱とナレーターのための(1983)~
   1)光をめざして
   2)追悼歌
   3)航海
   4)ノアの函舟の物語
   5)試練
   6)神話のおわり
   7)終末の合唱
      訳詩:矢島 文夫
      作曲:青島 広志
      指揮:外山 浩爾
      ナレーター:菅又 秀夫

立教大学グリークラブ
  男声合唱組曲「海鳥の詩」
   1)オロロン鳥
   2)エトピリカ
   3)海鵜
   4)北の海鳥
      作詩:更科 源蔵
      作曲:広瀬 量平
      指揮:北村 協一
      Pf:久邇 之宜

早稲田大学グリークラブ
  男声合唱組曲「月光とピエロ」
   1)月夜
   2)秋のピエロ
   3)ピエロ
   4)ピエロの嘆き
   5)月光とピエロとピエレットの唐草模様
      作詩:堀口 大學
      作曲:清水 脩
      指揮:福永 陽一郎

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「The Lamentations of Jeremiah」
   1)Incipit lamentatio Jeremiae prophetae
   2)Aleph
   3)Beth
   4)De lamentatione Jeremiae prophetae
   5)Ghimel
   6)Daleth
   7)Heth
      作曲:Thomas Tallis
      指揮:前田 幸市郎

合同演奏
  「男声合唱のためのカオス」 -1984年度委嘱作品-
   1)第1部分
   2)第2部分
   3)第3部分
      作曲:水野 修孝
      指揮:田中 信昭
      Org.:今井 奈緒子
      打楽器:高橋 幸子、高橋 淳子


<第34回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1985/05/19 東京文化会館大ホール)>

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「Missa“Regina C?li”」
   1)Kyrie
   2)Gloria
   3)Sanctus
   4)Benedictus
   5)Agnus Dei
      作曲:G.P. da Palestrina
      指揮:前田 幸市郎

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「Negro Spirituals(黒人霊歌)」
   1)Soon Ah Will Be Done
   2)Do-don't touch-a my garment
   3)Deep River
   4)Ain'-a That Good News
   5)If I got my ticket, can I ride?
   6)Listen to the lambs
   7)Ev'ry Time I Feel The Spirit
      編曲:Robert Shaw, etc.
      指揮:北村 協一

早稲田大学グリークラブ
  「9つのフランス民謡」
   1)Aupres de ma blonde
   2)Frere Jacques
   3)Il etait une Bergere
   4)Alouette
   5)Fais, dodo, Colas
   6)J'ai du bon tabac
   7)Sur le pont d'Avignon
   8)Au clair de la lune
   9)Vive l'amour
      編曲・指揮:福永 陽一郎
      Pf:久邇 之宜

法政大学アリオンコール
  男声合唱のための「九位」によるコンポジション
   1)一、浅文風(中三位下)
   2)二、正花風(中三位上)
   3)三、強麁風(下三位中)
   4)四、閑花風(上三花下)
   5)五、強細風(下三位上)
   6)六、妙花風(上三花上)
      Text:世阿弥「九位注」より
      作曲:湯浅 譲二
      指揮:田中 信昭

立教大学グリークラブ
  「Zigeunermelodien Op.55」
   1)Mein Lied ertont, ein Liebespsalm
   2)Ei, wie mein Triangel wunder herrlich lautet!
   3)Rings ist der Wald so stumm und still
   4)Als die alte Mutter mich noch lehrte singen
   5)Reingestimmt die Saiten!
   6)In dem weiten, breiten, luft'gen Leinenkleide
   7)Darf des Falken Schwinge Tatrahoh'n umrauschen
      作曲:A. Dvo?ak
      編曲:福永 陽一郎
      指揮:畑中 良輔
      Pf:久邇 之宜

明治大学グリークラブ
  「ヨハン・シュトラウス作品集」
   1)Kaiser-Walzer
   2)Pizzicato-Polka
   3)Ein Fest bei Johann Strauss!
     Chorsuite nach der komischen Oper“FLEDRMAUS”
      作曲:J. Strauss
      指揮:外山 浩爾
      Pf:小林 功

合同演奏
  「オペラ合唱曲集」
   1)大行進曲 歌劇「タンホイザー」/R. Wagner(編曲:福永 陽一郎)
   2)巡礼の合唱 歌劇「タンホイザー」/R. Wagner
   3)狩人の合唱 歌劇「魔弾の射手」/C.M. von Weber
   4)囚人の合唱 歌劇「フィデリオ」/L. van Beethoven
   5)水夫の合唱 歌劇「さまよえるオランダ人」/R. Wagner(編曲:福永 陽一郎)
      指揮:黒岩 英臣
      Pf:小林 功

   アンコール1: 狩人の合唱
   アンコール1: 水夫の合唱


<第35回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1986/05/02 東京文化会館大ホール)>

立教大学グリークラブ
  「Liebeslieder」
   1)Rede, Madchen, allzuliebes
   2)Am Gesteine rauscht die Flut
   3)O die Frauen
   4)Sieh, Wie ist die Welle Klar
   5)Nachtigall, Sie singt so schon
   6)Ein dunkeler Schacht ist Liebe
   7)Wenn so lind dein Auge mir
   8)Ein kleiner hubscher Vogel
   9)Am Donaustrande
  10)Nein, es ist nicht auszukommen
  11)Schlosser auf
  12)Zum Schluss
      作詩:G.Daumer, W. Goethe
      作曲:J. Brahms
      編曲:福永 陽一郎
      指揮:畑中 良輔
      Pf:久邇 之宜、佐藤 正浩

法政大学アリオンコール
  男声合唱とピアノのための「繩文土偶」
   1)王子
   2)ふるさと
      作詩:宗 左近
      作曲:三善 晃
      指揮:田中 信昭
      Pf:田中 瑤子

  「鎮魂歌」-1985年度委嘱作品-
      作詩:木原 孝一
      作曲:一柳 慧
      指揮:田中 信昭

早稲田大学グリークラブ
  「Traditional Negro Spirituals」
   1)Guide My Head
   2)Didn't My Lord Deliver Daniel
   3)Let Us Break Bread Together
   4)Sometimes I Feel Like a Motherless Child
   5)My Lord, What a Mornin'
   6)This Train
   7)He's Got The Whole World In His Hand
   8)In That Great Gettin' Up Mornin'
      編曲:Fenno Heath
      指揮:福永 陽一郎
      Pf:久邇 之宜

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「エレミア哀歌」 -「聖週間聖務曲集」より
   1)聖木曜日のための第1の哀歌
   2)聖木曜日のための第2の哀歌
   3)聖金曜日のための第1の哀歌
   4)聖金曜日のための第2の哀歌
      作曲:Tomas Luis de Victoria
      指揮:前田 幸市郎

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「Sea Chanty」
   1)What Shall We Do With The Drunken Sailor
   2)Lowlands
   3)The Shaver
   4)Shenandoah
   5)Whup! Jamboree
   6)Good-bye, Fare Ye Well
   7)The Drummer And The Cook
      編曲:Robert Shaw
      指揮:北村 協一
      Pf:青柳 康

明治大学グリークラブ
  男声合唱組曲「ティオの夜の旅」(男声版初演)
   1)祝福
   2)海神
   3)環礁
   4)ローラ・ビーチ
   5)ティオの夜の旅
      作詩:池澤 夏樹
      作曲:木下 牧子
      指揮:外山 浩爾
      Pf:小林 功

合同演奏
  「祈り」
      作詩:レクイエム固有文歌詞/中原 中也
      作曲:新実 徳英
      指揮:北村 協一
      Pf:田中 瑶子


<第36回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1987/05/10 東京文化会館大ホール)>

早稲田大学グリークラブ
  「Die Tageszeiten」
   1)Der Morgen
   2)Der Abend
   3)Die Nacht
      作詩:Joseph Von Eichendorff
      作曲:Richard Strauss
      Pf編曲:Otto Singer
      指揮:関屋 晋
      Pf:久邇 之宜

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「フォスター歌曲集」
   1)Gentle Annie
   2)Dolcy Jones
   3)Laura Lee
   4)'Way Down In Cairo
   5)Gentle Lena Clare
   6)Ring de Banjo
      作曲:Stephen Foste
      編曲:Robert Shaw & Alice Parker
      指揮:北村 協一
      Pf:佐藤 正浩
      Banjo:千代 正行

立教大学グリークラブ
  「チャイコフスキー歌曲集」
   1)何故
   2)舞踏会のざわめきの中で
   3)語るな 我が友よ
   4)ただ、憧れを知る者のみが
   5)ドン・ファンのセレナーデ
      作曲:P. Tchaikovskii
      編曲:福永 陽一郎
      指揮:畑中 良輔
      Pf:久邇 之宜

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「五声のミサ」
   1)Kyrie
   2)Gloria
   3)Credo
   4)Sanctus
   5)Agnus Dei
      作曲:William Byrd
      指揮:前田 幸市郎

法政大学アリオンコール
  「回風歌」
      作詩:木島 始
      作曲:高橋 悠治
      指揮:田中 信昭

明治大学グリークラブ
  無伴奏男声合唱組曲「石の焔」(1987年度委嘱作品・初演)
   1)町の風景(詩:清水 享太郎)
   2)言って下さい どうか(詩:大岡 信)
   3)燈籠ながし(詩:小園 愛子)
   4)八月六日の砂(詩:米田 栄作)
      作曲:遠藤 雅夫
      指揮:外山 浩爾

合同演奏
  男声合唱組曲「水のいのち」
   1)雨
   2)水たまり
   3)川
   4)海
   5)海よ
      作詩:高野 喜久雄
      作曲:高田 三郎
      指揮:関屋 晋
      Pf:佐藤 正浩


<第37回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1988/05/22 東京文化会館大ホール)>

立教大学グリークラブ
  「コダーイ男声合唱曲集」より
   1)FOLSZALLOTTA A PAVA
   2)KIT KENE ELVENNI
   3)ESTI DAL
   4)KARADI NOTAK
      作曲:Kodaly Zoltan
      指揮:北村 協一

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「Missa Pange Lingua」
   1)Kyrie
   2)Gloria
   3)Credo
   4)Sanctus
   5)Agnus Dei
      作曲:Josquin des Prez
      編曲・指揮:皆川 達夫

早稲田大学グリークラブ
  「From The Sunny South」 - A Choral Suit On The Songs of Stephen Foster -
   1)My Old Kentucky Home
   2)De Camptown Races
   3)Beautiful Dreamer
   4)I Dream of Jeanie
   5)Old Folks at Home
   6)Oh! Susanna
   7)Old Black Joe
      作曲:Stephen Foster
      編曲・指揮:福永 陽一郎
      Pf:久邇 之宜

法政大学アリオンコール
  「おとずれ」-男声合唱のための-
   1)序、
   2)一、
   3)二、
   4)三、
   5)四、
   6)返信、
      作詩:加藤 直(太宰 治「トカトントン」より)
      作曲:林 光
      指揮:田中 信昭

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「ダビデ懺悔詩篇曲集」より
      指揮:前田 幸市郎

明治大学グリークラブ
  男声合唱曲集「ガルシーア・ロルカの5つのシャンソン」(初演)
   1)夢
   2)忘れるな
   3)小さな溜まり水
   4)溜まり水、終わりの歌
   5)枯れたオレンジの木のシャンソン
      作詩:F.G. Lorca
      訳詩:長谷川 四郎
      作曲・指揮:池辺 晋一郎
      Pf:小林 功

合同演奏
  「Negro Spirituals」
   1)Ain'-a That Good News!
   2)Didn't My Lord Deliver Daniel
   3)Deep River
   4)Swing Low, Sweet Chariot
   5)Soon Ah Will Be Done
      指揮:樋本 英一

  アンコール:Michael


<第38回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1989/05/04 東京文化会館大ホール)>

立教大学グリークラブ
  男声合唱組曲「草野心平の詩から」
   1)石家荘にて
   2)天
   3)金魚
   4)雨
   5)さくら散る
      作詩:草野 心平
      作曲:多田 武彦
      指揮:北村 協一

法政大学アリオンコール
  「鎮魂歌」-1985年度委嘱作品-
      作詩:木原 孝一
      作曲:一柳 慧
      指揮:田中 信昭

早稲田大学グリークラブ
  A choral sellection from the Broadway Musical「南太平洋」より
   1)魅惑の宵(Some Enchanted Evening)
   2)御婦人が一番(There is nothing like a dame)
   3)私に告げて("Dites-moi")
   4)春よりも若く(Younger than Spring-time)
   5)ハッピー・トーク(Happy Talk)
   6)バリ・ハイ(Bali-Hai)
      作詩:Oscar Hammerstein Ⅱ
      作曲:Richard Rodgers
      編曲・指揮:福永 陽一郎
      Pf:久邇 之宜

明治大学グリークラブ
  「宮内徳一の詩による五つの歌うた」(委嘱初演)
   1)遠雷
   2)水郷の虹
   3)しずく
   4)見た
   5)雨のやみかた
      作詩:宮内 徳一
      作曲:萩原 英彦
      指揮:外山 浩爾

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「フォーレ歌曲集Ⅰ」
   1)Lydia(リディア)
   2)Tristesse(悲しみ)
   3)La Canson du Pecheur(漁夫の歌)
   4)Apres un Reve(夢のあとに)
   5)Hymne(賛歌)
      作曲:Gabriel Faure
      編曲:北村 協一
      指揮:畑中 良輔
      Pf:三浦 洋一

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「Missa "Benedicta es caelorum"(祝福されし天の元后)」より
   1)Kyrie
   2)Gloria
   3)Sanctus
   4)Agnus Dei
      作曲:Cristobal de Morales
      指揮:前田 幸市郎

合同演奏
  男声合唱組曲「Enfance finie(アンファンス・フィニ)~過ぎ去りし少年時代~」
   1)Enfance finie
   2)物語
  3)毀れた窓
    4)乳母車
      作詩:三好 達治
      作曲:木下 牧子
      指揮:関屋 晋
      Pf:久邇 之宜


<第39回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1990/05/01 東京文化会館大ホール)>

前回の東京六連から1年、その間に東大コールの常任指揮者であった前田幸市郎氏、そして早稲田グリーの実質的な音楽監督であった福永陽一郎氏という、東京六連を永く支えてきた2人の名指揮者を喪っての演奏会となった。

立教大学グリークラブ
  男声合唱組曲「月光とピエロ」
   1)月夜
   2)秋のピエロ
   3)ピエロ
   4)ピエロの嘆き
   5)月光とピエロとピエレットの唐草模様
      作詩:堀口 大學
      作曲:清水 脩
      指揮:北村 協一

明治大学グリークラブ
  「詩篇」(平成2年度改訂版初演)
   1)ダビデの歌(詩篇23)
   2)讃歌   (詩篇98)
      作曲:永冨 正之
      指揮:外山 浩爾
      Pf:小林 功

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「アーン歌曲集」
   1)L'Heure exquise(恍惚のとき)
   2)Mai(五月)
   3)D'Une Prison(牢獄から)
   4)Paysage(景色)
   5)Si mes vers avaient des ailes(私の詩に翼があったなら)
   6)L'Heure exquise(恍惚のとき)-repeat-
      作曲:Raynaldo Hahn
      編曲:北村 協一
      指揮:畑中 良輔
      Pf:三浦 洋一

法政大学アリオンコール
  「修二會讃」抄
      作曲:柴田 南雄
      指揮:田中 信昭

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「Missa Pange Lingua」
   1)Kyrie
   2)Gloria
   3)Credo
   4)Sanctus
   5)Agnus Dei
      作曲:Josquin des Prez
      編曲・指揮:皆川 達夫

早稲田大学グリークラブ
  「ヴェルディ・オペラ合唱曲集」
   1)歌劇「トロヴァトーレ」より「兵士の合唱」
   2)歌劇「トロヴァトーレ」より「鍛冶屋の合唱」
   3)歌劇「ナブッコ」より「行け、わが歌よ、金色の翼に乗りて」
   4)歌劇「リゴレット」より「廷臣の合唱 第一幕」
   5)歌劇「リゴレット」より「廷臣の合唱 第二幕」
      作曲:Giuseppe Verdi
      指揮:鎌田 浩二
      Pf:久邇 之宜

合同演奏
  川崎洋の詩による五つの男声合唱曲「やさしい魚」
   1)感傷的な歌
   2)ジョギングの歌
   3)天使
   4)鳥が
   5)やさしい魚
      作詩:川崎 洋
      作曲:新実 徳英
      指揮:三林 輝夫
      Pf:高木 由雅


<第40回東京六大学合唱連盟記念定期演奏会(1991/05/04 東京芸術劇場大ホール)>

早稲田大学グリークラブ
  「前田憲男's アトランダムシート」
   1)Sunny Day (Sesame Street)
   2)The Shadow of Your Smile
   3)Ol' Man River
   4)おはなし
   5)Sing
      指揮・編曲・Pf・演出・お話:前田 憲男

法政大学アリオンコール
  「冬のスケッチ」-1990年度委嘱作品-
      作詩:宮澤 賢治
      作曲:高橋 悠治
      指揮:田中 信昭

明治大学グリークラブ
  「光の海」-男声合唱とピアノのための-(委嘱初演)
   1)夏の少年
   2)輪廻
   3)祈り
   4)菩薩の海
      作詩:多田 智満子
      作曲:遠藤 雅夫
      指揮:外山 浩爾
      Pf:小林 功

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「トスティ歌曲集」
   1)Aprile(四月)
   2)L'ultima Canzone (最後の歌)
   3)Ideale(理想のひと)
   4)La Serenata (セレナータ)
   5)Addio! (さらば)
      作曲:F.P. Tosti
      編曲:北村 協一
      指揮:畑中 良輔
      Pf:三浦 洋一

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「エレミア哀歌」
      作曲:G.P. da Palestrina
      指揮:Volker Renicke

立教大学グリークラブ
  男声合唱組曲「優しき歌」
   1)爽やかな五月に
   2)落葉林で
   3)さびしき野辺
   4)また落葉林で
   5)みまかれる美しきひとに
      作詩:立原 道造
      作曲:多田 武彦
      指揮:北村 協一

合同演奏
  「夢の肖像」~When your dreams come true~
   1)夢伝説
   2)Daydream Believer
   3)My Dream
   4)夢をあきらめないで
   5)When You Wish Upon A Star
      編曲:須田 和宏
      企画・演出:東京六大学合唱連盟
      スーパーバイザー:樋本 英一
      Pf:小林 功

   アンコール:ゆめいっぱい


<第41回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1992/05/05 東京文化会館大ホール)>

明治大学グリークラブ
  男声合唱組曲「遠い国」(委嘱初演)
   1)遠い国
   2)ちいさな橋
      作詩:木原 孝一 / 鮎川 信夫
      作曲:高嶋 みどり
      指揮:外山 浩爾
      Pf:小林 功

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「二つの宗教合唱曲」
   Quatre petites prieres de Saint Francois d'Assise
   1)Ⅰ.Salut, Dame Sainte
   2)Ⅱ.Tout puissant, tres saint
   3)Ⅲ.Seigneur, je vous en prie
   4)Ⅳ.O mes tres chers freres

   Laudes de Saint Antoine de Padoue
   5)Ⅰ.O Jesu
   6)Ⅱ.O proles
   7)Ⅲ.Laus Regi
   8)Ⅳ.Si quaeris

      作曲:Francis Poulenc
      指揮:佐藤 公孝


早稲田大学グリークラブ
  男声合唱のための組曲「Man of La Mancha」
   1)Man of La Mancha
   2)I Really Like Him
   3)Dulcinea
   4)Barber's Song ~Golden Helmet of Mambrino
   5)Little Bird, Little Bird
   6)Finale -Knight of The Woeful Countenance
         ~Man of La Mancha
         ~The Impossible Dream
      作詞:Joe Darion
      作曲:Mitch Leigh
      編曲:源田 俊一郎
      指揮:黒岩 英臣
      Pf:久邇 之宜

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「チャイコフスキー歌曲集Ⅱ」(初演)
   1)ТО БЫЛО РАННЕЮ ВЕСНОЙ
     (それは早春のことだった)
   2)МЫ СИДЕЛИ С ТОБОЙ
     (僕は君と一緒に座っていた)
   3)ПОЙМИ ХОТЬ РАЗ
     (せめて一度だけでもわかってほしい)
   4)СЕРЕНАДА
     (セレナーデ)
   5)НЕ ВЕРЬ МОЙ ДРУГ
     (友よ信ずるな)
      作曲:P.I. Tchaikovsky
      編曲:藤森 数彦
      指揮:畑中 良輔
      Pf:三浦 洋一

法政大学アリオンコール
  「回風歌」-1979年度委嘱作品-
      作詩:木島 始
      作曲:高橋 悠治
      指揮:田中 信昭

立教大学グリークラブ
  男声合唱組曲「雨」
   1)雨の来る前(伊藤 整)
   2)武蔵野の雨(大木 惇夫)
   3)雨の日の遊動円木(大木 惇夫)
   4)雨 雨(尾形 亀之助)
   5)雨の日に見る(大木 惇夫)
   6)雨(八木 重吉)
      作曲:多田 武彦
      指揮:北村 協一

合同演奏
  「三群合唱のためのミサ」(男声版初演)
   1)Kyrie
   2)Gloria
   3)Sanctus
      作曲:Giovanni Gabrieli
      編曲・指揮:皆川 達夫

  アンコール: インスブルック さようなら


<第42回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1993/05/02 東京芸術劇場大ホール)>

明治大学グリークラブ
  男声合唱のための組曲「ゆうべ、海を見た」
   1)PRELUDE
   2)八月(あきらめの海)
   3)九月(朽ちた小舟)
   4)十月(哭く)
   5)そしてララバイ
      作詩:落合 恵子
      作曲:荻久保 和明
      指揮:外山 浩爾
      Pf:小林 功

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「シューベルト男声合唱曲集」
   1)Zum Rundtanz
   2)Ruhe, Schonestes Gluck der Erde
   3)Gesang der Geister uber den Wassern
   4)Sehnsucht
      作曲:F. Schubert
      指揮:Volker Renicke

早稲田大学グリークラブ
  「愛しき地球の女たち」
   1)「マリアを讃えて」
   2)女・女・女
   3)草原情歌
   4)イパネマの娘
   5)「スペインの香り」
   6)パリのお嬢さん
   7)亜麻色の髪の乙女
   8)「メリーは歌う」
   9)お富さん
      編曲:宇田川 安明
      指揮:辻 正行
      Pf:黒尾 友美子

立教大学グリークラブ
  男声合唱組曲「尾崎喜八の詩から」
   1)冬野
   2)最後の雪に
   3)春愁
   4)天上沢
   5)牧場
   6)かけす
      作詩:尾崎 喜八
      作曲:多田 武彦
      指揮:北村 協一

法政大学アリオンコール
  男声合唱と小鼓のための「美女打見れば」-梁塵秘抄より-(委嘱初演)
   1)そよやこ柳によな(第十一歌)
   2)今様と申事の起り(口伝集巻一)
   3)此の頃京都に流行るもの(第三六八歌・第三六九歌)
   4)舞へ舞へ蝸牛(第四〇八歌)
   5)金の御嶽にある巫女の(第二六五歌
   6)美女打見れば(第三四二歌)
   7)(そよやこ柳によな(第十一歌))
      作曲:柴田 南雄
      指揮:田中 信昭
      小鼓:高橋 明邦

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「デュパルク歌曲集」
   1)L'invitation au Voyage
   2)Extase
   3)Chanson Triste
   4)Le Manoir de Rosemonde
   5)Phidyle
      作曲:Henri Duparc
      編曲:北村 協一
      指揮:三林 輝夫
      Pf:小坂 圭太

合同演奏
  「哀しみの歌」六群の男声合唱のための-万葉集巻八による-(委嘱初演)
      作曲:林 光
      指揮:田中 信昭

  アンコール
   二群の男声合唱とピアノのための「路標のうた」
      作詩:木島 始
      作曲:三善 晃
      指揮:田中 信昭
      Pf:中嶋 香


<第43回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1994/05/07 東京文化会館大ホール)>

立教大学グリークラブ
  男声合唱組曲「わがふるき日のうた」
   1)甃のうへ
   2)湖水
   3)Enfance finie(過ぎ去りし子供時代)
   4)木兎
   5)郷愁
   6)鐘鳴りぬ
   7)雪はふる
      作詩:三好 達治
      作曲:多田 武彦
      指揮:北村 協一

明治大学グリークラブ
  ソプラノ独唱と男声合唱のための“生命の神秘”(委嘱初演)
      作詩:J. マンテガッツァ
      作曲:萩原 英彦
      指揮:外山 浩爾
      Pf:小林 功
      独唱:蒲原 史子

早稲田大学グリークラブ
  「きゅうきょくの黒人霊歌集」
   1)Roun' about de Mountain
   2)Great day
   3)Gospel Train
   4)Mary had a baby
   5)I couldn't hear Nobody Pray
   6)Joshua fit de Battle ob Jericho
   7)Deep River
   8)Hush ! Somebody's calling My Name
   9)Ev'ry time I feel de Spirit
      総指揮・編曲・Pf:前田 憲男

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「イタリア古典歌曲集」
   1)Amarilli, mia bella
   2)Lasciatemi morire !
   3)Gia il sole dal Gange
   4)Tu mancavi a tormentarmi
   5)Le Violette
   6)Ombra mai fu
      編曲:北村 協一
      指揮:西 義一
      エレクトーン:小林 由佳

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「MISSA DA PACEM」
   1)Kyrie
   2)Gloria
   3)Sanctus
   4)Agnus Dei
      作曲:Josquin des Prez
      指揮:有村 祐輔

法政大学アリオンコール
  「新木遣り・神田讃歌」-1979年度委嘱作品-
      作詩:谷川 俊太郎
      作曲:湯浅 譲二
      指揮:田中 信昭
      尺八:関 一郎、古谷 輝夫、
         加藤 秀和、岡部 真一郎

合同演奏
  男声合唱組曲「縄文“愛”」
   1)火焔土器
   2)花いちもんめ
   3)ララバイひな鳥
   4)夕映え
      作詩:宗 左近
      作曲・指揮:荻久保 和明
      Pf:西川 秀人

  アンコール 男声合唱組曲「IN TERRA PAX ~地に平和を~」より「IN TERRA PAX」
        (詩:鶴見 正夫/曲:荻久保 和明)


<第44回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1995/05/04 東京芸術劇場大ホール)>

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「メーリケ合唱曲集」
   1)Der Tambour(鼓手)
   2)Der Gartner(庭師)
   3)Frage und Antwort(問いと答え)
   4)Jagerlied(狩人のうた)
   5)Verborgenheit(隠棲)
   6)Der Liebhaber an die heisse Quelle zu B(B町の温泉場の恋せる男)
   7)Lammswirts Klagelied(羊飼いの嘆きの歌)
   8)Lied eines Verliebten(恋におちた男の歌)
   9)Jung Voler(ユング・フォルカー ~盗賊の歌~)
      作詩:Eduard Morike
      作曲:Hugo Distler
      指揮:Volker Renicke

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「サミュエル・バーバー歌曲集」
   1)Rain Has Fallen(雨は降りつづく)
   2)The Monk and His Cat(修道士と猫)
   3)Sleep Now(眠れ、いまは)
   4)Sure on This Shining Night(この輝ける夜に)
   5)I Hear an Army(軍勢がこの国に)
      作詩:James Joyce他
      作曲:Samuel Barber
      指揮:佐藤 正浩
      Pf:藤田 雅

明治大学グリークラブ
  川崎洋の詩による五つの男声合唱曲「やさしい魚」
   1)感傷的な歌
   2)ジョギングの歌
   3)天使
   4)鳥が
   5)やさしい魚
      作詩:川崎 洋
      作曲:新実 徳英
      指揮:外山 浩爾
      Pf:小林 功

法政大学アリオンコール
   男声六重唱のための「手づくり諺」-四つのポップソング-
   1)Your eyes
   2)Three bonzes
   3)Cindella's misfortune
   4)A farewell gift
      作詩:瀧口 修造
      訳詩:Kenneth Lyons
      作曲:武満 徹
      指揮:田中 信昭

早稲田大学グリークラブ
  男声合唱組曲「ひたすらな道」
   1)姫
   2)白鳥
   3)弦
      作詩:高野 喜久雄
      作曲:高田 三郎
      指揮:阿部 昌司
      Pf:須藤 恵美子

立教大学グリークラブ
  「黒人霊歌集」
   1)Joshuay Fit de Battle ob Jerico
   2)Wade In De Water
   3)Honor! Honor!
   4)Were You There?
   5)De Glory Road
   6)Dry Bones
      指揮:北村 協一
      Pf:久邇 之宜

合同演奏
   「ドイツオペラ合唱曲集」
   1)狩人の合唱 C.M.V.Weber「魔弾の射手」より
   2)僧侶の合唱 W.A.Mozart「魔笛」より
   3)囚人の合唱 L.V.Beethoven「フィデリオ」より
   4)巡礼の合唱 R.Wagner「タンホイザー」より
      指揮:黒岩 英臣
      Pf:川口 耕平、泉谷 美穂

  アンコール Der Gondelfahrer(曲:F. Schubert)


<第45回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1996/05/05 東京芸術劇場大ホール)>

明治大学グリークラブ
  無伴奏男声合唱のための「あしたうまれる」-「白いうた 青いうた」より-(委嘱初演)
   1)われもこう
   2)あしたうまれる
   3)無名
   4)南海譜
   5)夜と昼
   6)盲導犬S
   7)小さな法螺
   8)卒業
      作詩:谷川 雁
      作曲・編曲:新実 徳英
      指揮:外山 浩爾

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「スペイン黄金期の宗教小品集」
   1)O DOMINE IESU CHRISTE
   2)PECCANTEM ME QUOTIDIE
   3)EGO SUM PANIS VIVUS
   4)ECCE VIDIMUS
   5)AVE MARIA
   6)REGINA CAELI
      作曲:Cristobal de Morales 他
      指揮:有村 祐輔

法政大学アリオンコール
  「修二會讃(しゅにえさん)」抄 -1978年度委嘱作品-
      作曲:柴田 南雄
      指揮:田中 信昭

早稲田大学グリークラブ
  「内なる遠さ」(男声合唱編曲委嘱初演)
   1)飛翔 -白鷺
   2)崖の上 -かもしか
   3)合掌 -さる
   4)燃えるもの -蜘蛛
   5)己れを光に -深海魚
      作詩:高野 喜久雄
      作曲:高田 三郎
      編曲:須賀 敬一
      指揮:阿部 昌司
      Pf:中村 有木子

立教大学グリークラブ
  男声合唱組曲「水墨集」
   1)露
   2)山寺の初秋
   3)祭
   4)終日風あり
   5)鯱の来る頃
   6)時雨
   7)芦雁
   8)渡り鳥
      作詩:北原 白秋
      作曲:多田 武彦
      指揮:佐藤 宏

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「プーランク歌曲集」
   1)Voyage a Paris
   2)Hotel
   3)"C"
   4)Les Chemins de l'amour
   5)Toreador
      作詩:Giullaume Apollinaire 他
      作曲:Francis Poulenc
      編曲・指揮:佐藤 正浩
      Pf:藤田 雅

合同演奏
  男声合唱組曲「月光とピエロ」
   1)月夜
   2)秋のピエロ
   3)ピエロ
   4)ピエロの嘆き
   5)月光とピエロとピエレットの唐草模様
      作詩:堀口 大學
      作曲:清水 脩
      指揮:田中 宏

  
  アンコール「ピエロの嘆き」


<第46回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1997/05/04 東京芸術劇場大ホール)>

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「En Bonnes Voix(よき声で)」
   1)On dist que...
   2)Prince et bergere
   3)Le passant de passy
   4)Tournez s'il vous plait
   5)La mort du rossignol
   6)La mode commode
      作詩:Johan Froissart 他
      作曲:Florent Schmitt
      指揮:大島 義彰

立教大学グリークラブ
  フランスの詩による男声合唱曲集「月下の一群(第一集)」
   1)小曲(詩:フィリップ・シャヴァネックス)
   2)輪踊り(詩:ポール・フォール)
   3)人の云ふことを信じるな(詩:フランシス・ジャム)
   4)催眠歌(海よ)(詩:アンドレ・スピール)
   5)秋の歌(詩:ポール・ヴェルレーヌ)
      作曲:南 弘明
      訳詩:堀口 大學
      指揮:高坂 徹
      Pf:久邇 之宜

早稲田大学グリークラブ
  「東京だよおっかさん'97」
      編曲:宇田川 安明
      指揮:辻 正行
      Pf:黒尾 友美子

法政大学アリオンコール
  「Hymmnn & Lament」 
    ・・・everlasting light for Male Chorus, Speaker and Piano(委嘱初演)
      作曲:権代 敦彦
      指揮:田中 信昭
      Pf:中嶋 香
      Speaker:Orren Tanabe

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  男声合唱組曲「雪明りの路」
   1)春を待つ
   2)梅ちゃん
   3)月夜を歩く
   4)白い障子
   5)夜まはり
   6)雪夜
      作詩:伊藤 整
      作曲:多田 武彦
      指揮:北村 協一

明治大学グリークラブ
  フランスの詩による男声合唱曲集「月下の一群(第三集)」
   1)唄(詩:アンリー・ド・レニエ)
   2)太陽(詩:アンドレ・スピール)
   3)シャンソン(詩:ギー・シャルル・クロス)
   4)輪踊り(詩:シャルル・ヴァン・レルベルク)
   5)人の一生(詩:シャルル・アドルフ・カンタキュゼーヌ)
      作曲:南 弘明
      訳詩:堀口 大學
      指揮:外山 浩爾
      Pf:小林 功

合同演奏
  男声合唱のための「季節へのまなざし」
   1)ひらく
   2)のびる
   3)みのる
   4)ゆめみる
      作詩:伊藤 海彦
      作曲:荻久保 和明
      指揮:金川 明裕
      Pf:森田 恭子

  アンコール「さとうきび畑」


<第47回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1998/05/03 東京芸術劇場大ホール)>

法政大学アリオンコール
  「冬のスケッチ」-1990年度委嘱作品-
      作詩:宮澤 賢治
      作曲:高橋 悠治
      指揮:田中 信昭

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「聖母マリアのための宗教作品集」
   1)Salve Regina
   2)Regina Coeli
   3)Ave Maria
   4)Magnificat
      作曲:Orlandus Lassus
      指揮:三澤 洋史

明治大学グリークラブ
  男声合唱と女声(アルト)独唱とピアノとパーカッションによる組曲「御誦」
   1)ガラサ道
   2)アヴェ・マリア
   3)蓑踊
   4)獅子の泣き歌
   5)御誦
      作曲・詩:大島 ミチル
      指揮:外山 浩爾
      Pf:小林 功
      独唱:小畑 朱美
      Perc:小松 玲子、井手上 達

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「アイヌのウポポ」
   1)くじら祭り
   2)イヨマンテ(熊祭り)
   3)ピリカ ピリカ
   4)日食月食に祈る歌
   5)恋歌
   6)リムセ(輪舞)
      採譜:近藤 鏡二郎
      作曲:清水 脩
      指揮:北村 協一

立教大学グリークラブ
  男声合唱曲「岬の墓」
      作詩:堀田 善衛
      作曲:團 伊玖磨
      編曲:福永 陽一郎
      指揮:高坂 徹
      Pf:久邇 之宜

早稲田大学グリークラブ
  男声合唱組曲「水のいのち」
   1)雨
   2)水たまり
   3)川
   4)海
   5)海よ
      作詩:高野 喜久雄
      作曲:高田 三郎
      指揮:阿部 昌司
      Pf:庄子 香代子

合同演奏
  合唱による風土記「阿波」
   1)たいしめ(鯛締)
   2)麦打ち
   3)もちつき(餅搗)
   4)水取り
   5)たたら(蹈鞴)
      作曲:三木 稔
      指揮:大井 剛史

  アンコール「U Boj」


<第48回東京六大学合唱連盟定期演奏会(1999/05/03 東京芸術劇場大ホール)>

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「ルネサンスイタリアのマドリガーレ」
   1)ITALIA MIA
   2)O SONNO
   3)VOI VOLETE CH'IO MORA
   4)AHI, DISPERATA VITA
   5)IL BIANCO E DOLCE CIGNO
   6)DISSI A L'AMATA MIA
      作曲:J.Alkadelt 他
      指揮:有村 祐輔

立教大学グリークラブ
  男声合唱組曲「海鳥の詩」
   1)オロロン鳥
   2)エトピリカ
   3)海鵜
   4)北の海鳥
      作詩:更科 源蔵
      作曲:廣瀬 量平
      指揮:高坂 徹
      Pf:久邇 之宜

早稲田大学グリークラブ
  「前田憲男's グッドバイブレーション」
   1)Four Brothers
   2)Gloria
   3)Mr. Bass Man
   4)The Bridge Over Troubled Water
   5)Hit Pops Medley ~VACATION
              ~Just Walkin' in the Rain
              ~My Girl
              ~Top of the World
      編曲・Pf・総指揮:前田 憲男

明治大学グリークラブ
  「CANTATE DOMINO for male chorus」(委嘱初演)
   1)CANTATE DOMINO
   2)ADORAMUS TE CHRISTE
   3)GLORIA
      作曲:松下 耕
      指揮:外山 浩爾

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「R.シュトラウス歌曲集」-R.シュトラウス没後50年を記念して-
   1)HEIMLICHE AUFFORDERUNG
   2)WIEGENLIED
   3)Ich Trage meine Minne
   4)MORGEN!
   5)FRUHLINGSFEIER
      作詩:Heinrich Heine 他
      作曲:Richard Strauss
      編曲:福永 陽一郎
      指揮:畑中 良輔
      Pf:谷池 重紬子

法政大学アリオンコール
  男声合唱組曲「合唱のためのコンポジション第3番」
   1)艫
   2)羯皷
   3)引き念仏

合同演奏
  男声合唱とピアノのための「Man of La Mancha」
   1)Man of La Mancha
   2)I Really Like Him
   3)Dulcinea
   4)Barber's Song ~Golden Helmet of Mambrino
   5)Little Bird, Little Bird
   6)Finale -Knight of The Woeful Countenance
          ~Man of La Mancha
          ~The Impossible Dream
      作詞:Joe Darion
      作曲:Mitch Leigh
      編曲:源田 俊一郎
      指揮:鈴木 成夫
      Pf:山内 知子
      Perc:慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ
                   

  アンコール「ZION'S WALL(編曲:Aaron Copland)」


<第49回東京六大学合唱連盟定期演奏会(2000/05/03 東京芸術劇場大ホール)>

明治大学グリークラブ
  男声合唱組曲「ティオの夜の旅」
   1)祝福
   2)海神
   3)環礁
   4)ローラ・ビーチ
   5)ティオの夜の旅
      作詩:池澤 夏樹
      作曲:木下 牧子
      指揮:外山 浩爾
      Pf:小林 功

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「ギョーム・デュファイ作品集」
   1)Christe, redemptor omnium
   2)Alma redemptoris mater Ⅱ
   3)Ave regina caelorum Ⅰ
   4)Lamentatio sanctae matris ecclesiae constaninopolitanae
      作曲:Guillaume Dufay
      指揮:有村 祐輔
      Inst:萩谷 克己、利根川 勝

早稲田大学グリークラブ
  男声合唱とピアノ(四手)のための「遊星ひとつ」
   1)INITIAL CALL
   2)だれの?
   3)見えない縁のうた
   4)バトンタッチのうた
      作詩:木島 始
      作曲:三善 晃
      指揮:藤井 宏樹
      Pf:服部 真由子 横山 歩

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  無伴奏男声合唱のための「あしたうまれる」-「白いうた 青いうた」より-
   1)われもこう
   2)あしたうまれる
   3)無名
   4)南海譜
   5)夜と昼
   6)盲導犬S
   7)小さな法螺
   8)卒業
      作詩:谷川 雁
      作曲・編曲:新実 徳英
      指揮:北村 協一

法政大学アリオンコール
  男声六重唱のための「手づくり諺」-四つのポップソング-
   1)Your eyes
   2)Three bonzes
   3)Cindella's misfortune
   4)A farewell gift
      作詩:瀧口 修造
      訳詩:Kenneth Lyons
      作曲:武満 徹
      指揮:田中 信昭


立教大学グリークラブ
  川崎洋の詩による五つの男声合唱曲「やさしい魚」
   1)感傷的な歌
   2)ジョギングの歌
   3)天使
   4)鳥が
   5)やさしい魚
      作詩:川崎 洋
      作曲:新実 徳英
      指揮:高坂 徹
      Pf:久邇 之宜

合同演奏
  男声合唱とピアノのための「新しい歌」
-東京六大学合唱連盟 2000年度委嘱作品・初演-
   1)新しい歌(詩:Fedirico Garcia Lorca)
   2)うたをうたうとき(詩:まど みちお)
   3)きみ歌えよ(詩:谷川 俊太郎)
   4)鎮魂歌へのリクエスト(詩:Langston Hughes)
   5)一詩人の最後の歌(詩:Hans Christian Andersen)
      作曲:信長 貴富
      指揮:清水 雅彦
      Pf:鈴木 真理子

  アンコール「赤とんぼ(詩:三木 露風/曲:山田 耕筰/編曲:信長 貴富)」


<第50回東京六大学合唱連盟定期演奏会(2001/05/03 東京芸術劇場大ホール)>

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団
  「Old American Songs」
   1)THE BOATMEN'S DANCE
   2)SIMPLE GIFTS
   3)LONG TIME AGO
   4)CHING-A-RING CHAW
   5)THE LITTLE HORSES
   6)ZION'S WALLS
      編曲:Aaron Copland
      指揮:北村 協一
      Pf:谷池 重紬子

立教大学グリークラブ
  「Zigeunermelodien(ジプシーの歌)」
   1)Mein Lied ertont
   2)Ei, wie mein Triangel
   3)Rings ist der Wald
   4)Als die alte Mutter
   5)Reingestimmt die Saiten
   6)In dem weiten, breiten, luft'gen Leinenkleide
   7)Darf des Falken Schwinge
      作詩:A. Heyduk
      作曲:A. Dvo?ak
      編曲:福永 陽一郎
      指揮:高坂 徹
      Pf:久邇 之宜

明治大学グリークラブ
  「動物達のコラール 第Ⅳ集」
   1)かめの祈り
   2)小豚の祈り
   3)牡牛の祈り
   4)子馬の祈り
   5)みつばちの祈り
      詩:C. B. de GASZTOLD
      訳詩:宮澤 邦子
      作曲:荻原 英彦
      指揮:外山 浩爾

法政大学アリオンコール
  「かつて信仰は地上にあった」
      作詩:萩原 朔太郎
      作曲:西村 朗
      指揮:田中 信昭
      打楽器:長田 和子

早稲田大学グリークラブ
  「黒人霊歌でオゥ、イエーィ!」
   1)Ride the chariot
   2)Swing low, sweet chariot
   3)Joshua fit de battle ob Jericho
   4)Dry Bones
   5)Ol' Man River
   6)When the saints go marchin' in
      編曲・Pf・総指揮:前田 憲男

東京大学音楽部コール・アカデミー
  「ルネッサンス・ヨーロッパ世俗曲の旅」
   1)Chi'nde dara la bose
   2)Since Robin Hood
   3)Nous voyons que les hommes
   4)La tricotea
   5)Innsbruck, ich muss dich lassen
   6)O occhi manza mia, cigli dorati
   7)Weep, O mine eyes
   8)Pase el agoa, ma Julieta
      作曲:Heinrich Isaac ほか
      指揮:有村 祐輔

合同演奏
  高田三郎オムニバス・ステージ「バカヤローに愛をこめて」
   1)海辺      男声合唱組曲「野分」より/詩:井上 靖
   2)草刈り歌    民謡による「北国の歌」より
   3)冬・風蓮湖   詩:岩間 芳樹
   4)梢       男声合唱組曲「季節と足跡」より/詩:北川 冬彦
   5)海景色     男声合唱組曲「海」より/詩:北川 冬彦
      作曲:高田 三郎
      指揮:辻 正行
      Pf:辻 志朗

  アンコール「遥かな友に(詩・曲:磯部 俶)」


(区切り良く第50回までの記載とします。)

<作成にかかる留意点>

1) 上記の演目・曲目、及び作詩・作曲者等については、演奏会プログラムもしくはライナー・ノーツに従って記載しており、明らかに誤りと思われるもの以外は修正等を加えていない。

2) 各CD-Rとも、インデックスは曲頭だけでなく、場内アナウンス及び指揮者入場時の拍手が長い場合にも割り当てている。

3) オリジナル音源では、一般的に場内アナウンスや拍手の音量が演奏に比べて大きいことがあるため、これらは場合によって、演奏より10~20dB程度レベルを落として録音した。

4) 各演奏会での録音レベルは制作会社によってまちまちであるが、それぞれの演奏ステージでのピーク音量をDAT録音側で約-0dBとなるように設定した。(従って演奏する団体の実際の声量に拘わらず、本CD-R集での各演奏ステージの再生最大音量は、ほぼ同じレベルとなる。)




Turn Table : YAMAHA GT-2000
Cartridges : DENON DL-103C1, DL-103R & Audiotechnica AT33PTG
Open-Reel Tape Deck : Technics RS-1500U
Cassette Tape Deck : YAMAHA K-1x
Graphic Equalizer : Technics SH-8065
DAT Recorder : Pioneer D-05 & Sony DTC-ZA5ES ( Sampling = 48kHz )
CD Recorder : Pioneer PDR-D7 & TASCAM CD-RW402 Ver.3
CD Player : DENON DCD-1650GL
Amplifier : Sansui AU-α607LE


Head-phones : Sony MDR-CD2500 & Audiotechnica ATH-W1000


Computer : DELL Dimension 8300 (Pentium-4 3GHz) + Windows XP SP.2
Software : Roxio Easy CD & DVD Creator 6

2006年2月3日、「東京六大学合唱連盟定期演奏会ライブ記録集」ついに完成!!

ということで、東西四連全集の完成から遅れること約2年、ここに東京六連演奏記録集が完成した。
だが、この六連記録集は、山古堂本舗ではあえて「全集」とは呼ばない。その理由は以下の2点である。

 1点目は、第19回東京六連より旧い記録については全くの虫食い状態であるが、例えばここに収録した第11回東京六連の音源のように、当時の幹事校などからオープンリールが発見され、そういった音源が山古堂の手に拠らずしてデジタル化される可能性が充分にあるからである。

 2点目は、第26回・第28回東京六連がそうなのだが、状態の悪いレコードしか見つからず、結局20年近く前にカセットテープに落としておいた音源が一番良いという判断で、それをCD化したものがある。当時使用していた録音機材もベストとは言えないものだし、そのため、いつかもっと状態の良いレコードが見つかったところで、改めて再デジタル化をする可能性があるからである。

 また、第33回東京六連のデジタル化に際しては、山古堂として、東西四連・東京六連のデジタル化作業の中で、唯一デジタル編集ソフトウェア(Roxio Easy CD & DVD Creator 6)を使用した。明治グリー「ギルガメシュ叙事詩《後篇》」及び合同演奏「男声合唱のためのカオス」が、それぞれレコードの両面にわたって収録されているため、これを聴感上無理無く連続再生するために、やむなくデジタル編集を実施している。

 現在のパソコンのサウンドカードやソフトウェアの性能からすれば、音質に対する影響度は低いとも思うし、実際に前川屋本店とのコラボレーションによる、ある音源のデジタル化プロジェクトでは、編集ソフトを駆使した実績もあるのだが、それでも何となく心理的な引っかかりがあって、山古堂としてはあまり使わない方向であった。しかし、そうも言っていられない事態に直面したのである。

 まず明治グリー「ギルガメシュ叙事詩《後篇》」については、実は些細なこだわりによる。つまり楽譜上では第5曲「試練」の後にナレーションが語られ、そしてページをめくって第6曲「神話のおわり」に入るのだが、ライヴレコードではA面が「試練」で終わり、B面冒頭でナレーションと「神話のおわり」が一緒になっている。要はナレーションの位置という些細なズレである。ストーリーとしては、別に楽譜通りでなくとも問題ないし、レコードのA-B面の接続をアナログのFade-in/out処理でつなげても良いのだが、あえて楽譜通りのインデックス付番にこだわり、その結果、A-B面の接続、すなわち「試練」とナレーションの間で、デジタルクロスフェードを0.03秒かけた接続とした。無論、継ぎ目ははっきりと分かるのだが、「ブチ切れ」に聴こえないようにとの配慮である。これは実質的には音質に影響するものではない。

 他方、「男声合唱のためのカオス」は必然的にデジタル編集を行わざるを得ないと判断した。このステージの録音は、演奏開始後約11分のところでFade-outしてA面を閉じ、B面ではそこからやや遡った、演奏開始後約10分のところからFade-inしてくるようになっている。そのため、A面最後とB面最初の部分を波形編集ソフトで照合し、演奏開始から10'28"辺りで波形が重なる、丁度手拍子のインパクトの瞬間を選び、継ぎ目が分からないように接合させている。

 上記のような例外を除いて、レコードやオープンリールからのデジタル化については、まずアナログでの再生音を磨き抜いて、それに何も足さず何も引かず、かつ余すところなくデジタル化する、と言うポリシーには変わりは無い。

 前述の通り、10回台が虫食い状態であったりはするが、音質として参照に堪え得る範囲に収まり、かつ相当な連続性をカヴァーした記録集(第19回~第50回でも32年間の記録である)と言う意味において、山古堂の手による東西四連に引き続く一大プロジェクトの完了を、まずは素直に喜びたい。既に東西四連デジタル化プロジェクト完遂の際に記したような苦労が、当然ながらこの東京六連のデジタル化においても伴っていた訳で、しかも一演奏会当たりのステージ数は東西四連より多いのである。くどくどとは書かないが、東西四連プロジェクトよりも大変なケースがいくつかあった。

 この東京六連演奏記録集は、面白さという観点では、東西四連よりも面白いかも知れない。つまり、東西四連がコンクール以上にハイレベルな「競争」を宿命付けられたものであり、そこでの演目も言わば遊びのない勝負曲であるとすれば、東京六連は加盟各団体がそのカラーを存分に発揮し主張する場であり、各団それぞれに戦前からの旧き良き伝統と個性を開陳する場であって、早慶であれば東西四連ほど肩の凝らない演目を、東大コールはカウンターテナーを主体としたポリフォニーによって練られた精緻なハーモニーを、法政アリオンは様々な技法を要する現代作品への挑戦を、明治グリーは思いのほか(笑)クセのない素直な演奏スタイルで積極的に委嘱作品を、立教グリーはオーソドックスな作品をきちんと丁寧に、それぞれ用意してくるので、作品にしても演奏スタイルにしても、比較するのはおかしいかも知れぬが、関学・同志社という突出して歴史の長い2団体の強い影響を受けている関西六連とは比較にならないVarietyを誇る。

 (なお、明治大学グリークラブの歴史について、最近知り合った40歳代のある方から面白い話を聞いた。その方は明治大学のご出身なのだが、その方の祖母が戦前に演奏旅行で来訪したという明治グリーの演奏を聴いており、孫が明治大学に入学した際に、そのエピソードを交えて大変喜んで下さった、というのである。以前「山古堂」で記載した通り、やはり明治大学には戦前から合唱団、それも男声合唱団が存在していたことの証左に他ならない。確かに、現代の明治グリーが仕切り直しとして戦後新たに歴史を築いていて、それは戦前とは連続性はないのだろうが、明治大学の学生音楽活動の記録としては、やはりしっかり留めておくべきだと思うし、それを明治大学グリークラブが記し伝えて良いように思いますけど。)

 全く個人的な意見ながら記すなら、1990年頃まででは、聴いていて安心できるのは慶應、立教、時折名曲を紹介し或いは名演を成すのが東大・法政、作品が良いほどに演奏も良い明治、という気がする。そして残念ながら東西四連と段違いの拙い演奏を、早稲田は展開して憚らない(ケースがある)のである。ナメてるよな実際、良い時と悪い時の波が大き過ぎです、しかも同じ年の東西四連と東京六連で全然出来映えが違うとかね。

 1990年代以降になってくると、人数の問題や指導者の問題など、過去数十年にはなかった局面に晒され、各団が演奏のみならない部分で奮闘している様子がありありで、そういう様々な制約の下での演奏ゆえ、単純にそれ以前との比較が出来なくなっているように思う。

 蛇足ながら記すと、30年分の東京六連を聴いてつくづく思うのは、立教グリーのリファレンスに足る安定度である。いや、いつも平均点、ということでは決して無い。その年その年でいろいろに仕上げてくるのだが、合唱としての機能が安定しており、また評価基準たる高い水準を守っている。いぶし銀、ってところでしょうか。

 今回の東京六連演奏記録集プロジェクトに際しては、オープンリールの収集においては早稲田グリーの安斎眞治先輩(1972)、レコードの収集においては、早稲田グリーの日和佐省一先輩(1971)、渡辺正美先輩(1976)、細金雅彦先輩(1980)、仲村弘之先輩(1980)、佐々木豊先輩(1981)、泉澤信哉先輩(1983)、小川徹先輩(1988)に御協力頂き、長期間に渡ってレコードをお借りしました。また、第25回と第35回については、早稲田グリー現役の保管していたレコードをお借りしました。

 更に、これら東西四連・東京六連の音源を広く公開することに多大なるお力添えを頂きました、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団OBの小嵐正昭様(1968) に厚く御礼申し上げます。小嵐様の管理しておられる慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団公式サイトにおいて、山古堂の音源を含む、現在デジタル化されている限りの東西四連・東京六連の演奏記録をストリーミングで聴くことが出来ます。

 勿論、上海に来てまでヘッドフォンを装着してオーディオ機材に対峙し(家族に背を向け!)、休日も部屋にこもり、時には徹夜で作業している
山古堂主人に、何だかんだと言いながらも協力し続けてくれた家族、妻・今日子と2人の息子・玲&悠斗にも、感謝の他はありません。

 なお、今回の東京六連デジタル化に際しての山古堂の守備範囲は第50回(2001)までとさせて頂いた。本来はアナログ音源のデジタル化なので第36回までなのだが、東西四連同様、実は40回台前半も保全が必要だったりする一方、最近は山古堂の活動に刺激を受けてかどうか、ここ数年、多くの団で音源保全の動きがあり、付随資料等も管理も行き届いてきているようなので、それでキリ良く第50回まで、ということで。


二〇〇六年二月三日  山古堂主人敬白

<資料>
東京六大学合唱連盟定期演奏会 演目リスト

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。